日野郡の紅葉はまだ続いています。今年はなかなか葉が落ちないように感じるのは、私だけでしょうか?
さて今回は、湿原守ろうプロジェクトin鏡ヶ成の活動の様子を紹介します!
11月16日(水)、大山隠岐国立公園内にある鏡ヶ成(江府町)で、県内でも希少な湿原を保全するため、低木の伐採と、刈ったものを湿原から搬出する作業を行いました。
関係機関やボランティアで年2回実施しているこの作業。年々盛り上がりを見せており、今年は過去最多の約30名の参加人数となりました。
鏡ヶ成の湿原は、草原にするため手が加えられてしまった過去があり、それが影響して年々草原化が進んでいます。
それを防ぎ湿原性の植物の生育を促すため、草や低木の刈り取り作業を行っています。
湿原性の植物は、栄養が多い土壌を好まないため、刈り取りしたものを湿原の外に持ち出します。
この作業がとても大変!寒い中、みなさん頑張りました。
寒くて大変な作業の後は、団子汁を食べて元気チャージ!
ボランティア参加の方から、「団子汁が毎回楽しみ!」との声が複数あがっていました。
昼食後、鳥取大学から湿原の植物と今後の作業について説明がありました。
みんなの力でどんどんよくなる鏡ヶ成湿原。今後が楽しみですね!
次の作業は、来年の4月です。ボランティア参加できますので、興味のある方はぜひ一緒に汗を流しましょう!
日野振興センター 2016/11/17