現在狩猟期ですが猟師さんがイノシシを捕まえて解体すると、いつもよりも脂肪の少ないものがいるようです。今年はドングリが不作だったのでその影響でしょうか。野生の生き物にとって、厳しい冬がやっています。
さて今回は、「生物多様姓地域戦略の策定に係る意見交換会」の様子を紹介します!
11月30日、倉吉市にある中部総合事務所に県内の自然保護関係者や保護団体が集まり、意見交換会が行われました。
「生物多様性」…。最近できた言葉なので、聞きなじみがないかもしれません。
生物多様性とは、地球上に存在する全ての生き物が直接的、間接的に支え合って生きていていることを言います。
生物多様性基本法に基づき生物の多様性を保全し持続可能に利用できるよう、全国の地方公共団体が基本的な計画を定めるため、現在完成に向けて頑張っています。
当日は、緑豊かな自然課から計画案発表の後、それに対して自然保護団体から熱い意見が寄せられていました。
ある自然保護団体の方が、「鳥取県は多様な自然が残されている日本でも希少な場所。その自然を求めて訪れる人も多い。後世に引き継いでいくためにも、この計画はとても重要だ。完成したら、日本の保護の取り組みとしても最先端となるかもしれない」と期待されていました。
今後も意見交換会が予定されています。みんなの思いが込められたよい計画になるといいですね。
日野振興センター 2016/12/02