防災・危機管理情報


2019年1月10日

2019年1月9日 沖底(網代、賀露)

今年もよろしくお願いします。

今朝は、網代では新年あけて2回目、賀露では初の水揚げでした。

【網代】
地元船6隻入港で、4隻カニを狙った操業で、残り2隻はアカガレイ、ハタハタ等魚メインの水揚げでした。

松葉がに(雄のズワイガニ)は、良いカニが1000枚強水揚げされており、特選とっとり松葉がに五輝星も2枚揚がっていました。
沖合底びき網漁船 特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)

アカガレイは、網代お得意の漁場(産卵待機場)に群れがかたまっておらず、田後船が産卵場に当たる海域も操業したようですが、そこでも入網がなく、苦戦中のようです。このため、カニを狙った船が多かったようです。
そのような中でも、ちゃんとしかも大型主体に水揚げしている船がありました。
主体は体長30cm弱ですが、40cmを超える大型も揚がっていました(ちなみに全サイズ規格があり)。
アカガレイ1番 アカガレイ4番

ハタハタは1月1日を誕生日とすると2歳魚の体長15cm未満が主体で、500箱弱水揚げがありました。中には、少数ですが、20cmを超す大型魚もいました。昨年末、賀露でハタハタを見た際は、抱卵個体がいましたが、今朝のハタハタは、おなかがスリムな産後の個体ばかりでした。
ハタハタ1番 ハタハタ5番


そのほか、ホッコクアカエビやクロザコエビ(もさえび)、ノロゲンゲ(どぎ)、深海性バイ類等が揚がっていました。
ホッコクアカエビ ホッコクアカエビ
クロザコエビ(もさえび) ノロゲンゲ(どぎ)

網代は、雌雄別のマダラの出荷が定着してきました。少しだけおなかを切って確実に雌雄を分ける船や、マダラの顔つきで分ける船と手法は統一していませんが、他地区でも真似していただきたい出荷方法です。
マダラ

【賀露】
賀露は地元船5隻が入港しました。ハタハタ主体の水揚げで3000箱以上あり(多い船は1隻で1100箱以上)、魚箱が荷捌き所の端から端までぎっしり並びました。
セリの様子 出荷状況

ハタハタは網代同様に2歳魚主体でした。
ハタハタ1番 ハタハタ4番

そのほかアカガレイ(小型主体)や、マダラ、
アカガレイ10番 マダラ
クロザコエビ(もさえび)やイバラモエビ、
クロザコエビ(もさえび) イバラモエビ(おにえび)
150m以浅のムシガレイやマガレイ
ムシガレイ(紋がれい、水がれい) マガレイ(口細)
巨大ミズダコ等が揚がっていました。
ミズダコ

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