連日の市場調査です。
網代は、地元船3隻が水揚げしており、主な漁獲物は、アカガレイ、ハタハタ、若松葉がに(脱皮6か月以内の雄のズワイガニ)でした。
昨日測定が出来なかった若松葉がにと測定数の少なかった大型のハタハタの測定を行いました。
若松葉がには、脚が落ちるリスクがあるため、測定には最も気を遣います。
「無理せず上に見えているカニだけ」「水から極力上げない」「脚は持たず甲を持つ」を自分ルールとして測定を行います。もちろん船頭さんや船主さんに了解を得ることが大前提ですが。
ハタハタは2歳魚主体ですが、少量ながら3歳魚以上もいました。
そのほか、アカガレイは全規格がありましたが、3,4番の体長30cm強主体に抱卵個体が主体でした。
まだ良い松葉がに(脱皮後1年以上経過した雄のズワイガニ)も揚がっています。
そしておいしそうなエビや深海性バイ類も揚がっていました。
賀露は地元船5隻全船が入港いました。
賀露では、1番以外の規格がそろっていたソウハチ(えてがれい)とハタハタを測定しました。
ハタハタは網代同様に2歳魚主体ですが、極少数ですが1歳魚が混じっていました。
そのほか、ハツメ(赤はた)やヒレグロ(山がれい、べらんすがれい)、マダラ、若松葉がに、深海性バイ類、エビ類等が揚がっていました。