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連携会議の取組紹介


連携会議    

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連携会議

  

令和3年度第1回町長・センター所長会議

1 日時 令和4年3月23日(水)午後1時~1時50分
     ※オンライン開催
2 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局
3 概要
(1)役員改選について
   連携協約覚書に基づく事務局案を審議し、了承された。
   任期:令和4年4月1日~令和6年3月31日
   新会長:﨏田日野町長、新副会長:中村日南町長

(2)令和3年度日野郡ウチまち化プロジェクト企画チームの取組状況
   事務局から、PTチーム作成の報告書について説明。
  <主な意見>
    ・中学校を卒業すると町との関わりが薄れる。高校生と町のつながりができるような取組を
        考えてほしい。
   ・焦らずじっくりと取り組めばよい。最終的に、日野郡の中で政治に関心を持つ若者を増や
        そう。
      ・取組を進める中で広報等を通じて関心を高めていくことも大事。
   ・最終目標を10年先で検討されているが、5年先とか短いスパンの目標も持ってほしい。
   ・投票することの意義に関心を持つような勉強も必要。
   ・議会の情報などが得やすい環境になってきている。地方自治の仕組みを理解しながら見て
        もらうとより関心が高まるのではないか。

(3)来年度の取組について
   ・地域交通については引き続き勉強、検討し、よい仕組みを作っていく必要がある。
   ・移動販売がなくなってはいけない。持続していく方法を検討していくべき。場合によって
        は、町境越えもあり得ると認識する必要がある。
   ・労働力不足の課題があり、短時間労働のマッチングの仕組みづくりなど試行錯誤している。
   ・町内事業者のキャッシュレス化と住民の利用増のための対策を行っていきたい。
   ・まなびや縁側がサテライト化する。企画を事前に共有するなどしていくことが必要。また、
        高校生が他町の塾を選択できるなど柔軟に対応してほしい。
   ・日野高校の寮が満杯になる。各町で下宿確保などの機運を盛り上げていきたい。
   ・クレーム対応研修、防災行政無線のコンテンツ充実などの研修企画をする。
 

令和2年度第1回町長・センター所長会議

1 日時 令和2年7月28日(火)午後2時~3時45分
2 場所 日野振興センター 第2会議室
3 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局
4 概要
(1)地域交通について
  ア 県庁地域交通政策課 西川課長より
    県施策≪鳥取モデル≫、県内市町村の動き、先行事例、国の規制緩和などについて説明
  イ 日野振興センター 越智所長(以下、「所長」)
    日野郡3町の「地域交通の現状」と「新たな地域交通システム」について説明
  ウ 意見交換
   (日南町長)現行のタクシー助成(2万円/人)は利用が少ない。中央大学との実証実験が
         終わった段階で見直し検討したい。
   (日野町長)タクシーの営業時間帯が限られるので、民間タクシー以外の地域交通も検討
         しないといけない。
   (江府町長)タクシー助成(日野町、江府町)はいい仕組み。日野病院への通院もあり、
         将来的には日野町と一体化できたらいいと思う。特定地域づくり事業協同組合
         も活用できればよい。
   (所長)基幹交通とエリア内交通の組合せが必要だ。集落づくり、地域づくりが大事で、
       地域交通は手段。ドアtoドアをモデルケースとして支援すべき。
   (西川課長)今、地域の仕組みを作らないと、現役世代の人も10年後には困ることになる。
         県の補助制度見直しも検討したい。今年度はコロナ関係しかやっていないが、
         担当レベルの勉強会をまたやっていこうと思っている。
(2)ワーキンググループの取組
  ア 鳥獣被害対策協議会・実施隊の欠員に伴う体制の検討
     現在2名の欠員が出ていることについて、雇用している隊員の経費を3町で負担する
     こと、募集について専門学校等に求人することが了承された。
  イ 道路除雪業務及び道路維持業務に係る県及び日野郡3町の連携
     道路業務の連携が始まって10年が経過し、近年では災害業務の増大や技術職員の確保
     問題が生じており、業務の進め方について一定の見直しを検討する必要があり、今後、
     日野県土整備局と3町で在り方を検討することが了解された。

令和元年度第1回町長・センター所長会議

1 日時:令和2年3月30日(月)午後3時30分~4時30分
2 場所:日野振興センター 所長室
3 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局 
4 協議事項
<開会>中村日南町長挨拶
   今年度はさまざまなことがあった。特に中山間地の課題が多かった。前例のない課題に対し、
  町単独でやるのか、3町でやるのか広域的にやるのか、いろんな選択肢があるが、これからの
  時代はできることは協力していくことが基軸になると思っているので、助け合っていくあり方
  を協議いただきたい。
(1)役員改選について
   原案どおり(会長:白石江府町長、副会長:﨏田日野町長)承認された。
(2)各町の今後の取組と連携事業について
   ア 特定地域づくり事業協同組合
    ・3月末に国が省令やガイドラインを作成するのに併せ、鳥取から専門の職員を呼んで
     研修会を行うことで合意。副町長勉強会を3町合同で行い、町長を交えた勉強会は各町で
     実施する。
   イ 道路の維持管理
    ・道路維持に関する3町連携について、各町の負担感が少なく連携できるよう、県土整備局
     で仕組みを検討している。
    ・県が、非常時の市町村支援のため職員を1名確保する。平時の活用を検討されたい。
   ウ 地域交通、集落点検
    ・各町、各集落の実情に合わせて進めているところ。来年度の重点として取り組んでいく。

令和元年度鳥取県日野郡連携会議を開催

 県と日野郡の3町は、急激な人口減少に起因する課題を解決するため、「地域の担い手の育成、
確保」及び「住み慣れた地域で暮らし続ける仕組みづくり」を力強く推進するための取組について
協議を行いました。

1 日時   令和元年12月20日(金)午後4時~5時30分
2 場所   日南町総合文化センター 多目的ホール
3 出席者  平井知事、中村日南町長、﨏田日野町長、白石江府町長、ほか関係職員

4 概要
(1)報告事項「災害時の学校給食の相互支援について」
〔事務局説明〕
  ・平成29年度に「災害に強い日野郡づくり相互支援協定」及びそれを具体的に推進するため
   「災害発生時における日野郡3町の小中学校給食の相互支援にかかる協定」を締結した。
  ・この協定に基づき、平成30年度に図上訓練や配送訓練を行い、今年度、江府町で調理した
   給食を日野町内の各小中学校に提供する「実食訓練」を実施し、学校給食衛生基準をクリア
   して給食を提供することができた。今後も引き続き訓練を重ね、非常時の速やかな協力体制
   に備えたい。
〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・今回の反省点、課題等を今後も連携の中で実践し、整理していく。
 (日野77町長)
  ・西部地震の時に国道が通行止めになった。最短ではないコースで2時間をクリアできるのか
   を検討するのもよい。
 (江府町長)
  ・給食の委託業者が撤退した時の不安がある。
 (知事)
  ・中部地震のとき食改、JA女性会等の応援があった。行政だけでなく応援も入れた場合も
   含めて訓練すると、より本番に近くなると思う。

(2)協議事項  ~急激な人口減少から生じる地域課題に対応するために~

ア 地域の担い手の育成、確保のための連携
(ア)日野郡のふるさと教育の推進について

〔事務局説明〕
  ・日野郡の将来を担う世代の数は大きく減少するのは不可避な状況。
   小中学校ではふるさと教育を実施しているが、高校生になると地域との関係性が希薄になり、
   横のつながりも弱くなる。
  ・若い世代と地域の結びつきを充実強化させ、将来、地域の課題を解決し地域の担い手となる
   人材を育成するため、日野郡3町では、日野郡在住の高校生や日野高校の生徒を対象に
   ふるさと教育及びキャリア教育を行う「公設塾」の開設準備を進めている。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・高校時代に就職先など町のことを知らないのが実態ではないか。まずそれを伝えることが
   大事。
 (日野町長)
  ・民間の学習塾と同じだと誤解されないよう、学びたい時、学びたい時間に学べるという
   自由度の高さ等の先進的な部分を伝える必要がある。
  ・日野高校の魅力化に大きく貢献できる取組だと期待している。
 (江府町長)
  ・高校生段階からキャリアビジョンを明確にし、その中で必要な基礎学力をサポートする。
  ・地元に頑張っている人や企業があることを知らせる。
  ・一旦は外に出るかもしれないが、地元との繋がりで再度帰ってもらうことがねらい。
 (知事)
  ・(コンセプトを見て)行動するということ、地域の中に出ていくということまで含めた
   ところが、今までの単なる受け身の学習塾とは違う。そこがユニークさだと思う。
  ・もっと米子市、大山町、横田町、東京、大阪の方からも留学してくるぐらいのことを目指し
   たらいい。
  ・日野高校、県教育委員会も一緒になって、学校や地域の魅力として、対外的にアピールする
   ということを、企画の最終とりまとめに埋め込んでいただきたい。

(イ)関係人口及び移住定住等の拡充に向けた取組について

〔事務局説明〕
  ・全国的に人口減少が進展している中でも日野郡の人口減少は極めて深刻な状況であり、町の
   賑わいを守り、地域の担い手を確保していく対策が急がれる。
  ・移住定住者の確保や婚活支援の推進と併せ、関係人口を増加し関係性を強めるための連携
   した取組を検討したい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・婚活の成果を出したい。
  ・答えはないが、何もしないと何も生まれない。積極的な動きを一緒にしたい。
 (日野町長)
  ・(星空観望会する人を例に)町境を取り払った関係人口というのも一つの考え方。
 (江府町長)
  ・江府町の道の駅で働いていた人がしている渋谷の店で、3町の物産を置くのも面白い。

イ 住み慣れた地域で暮らし続けるための取組の推進
(ア)持続可能な地域交通体系の構築について

〔事務局説明〕
  ・住民が住み慣れた地域で暮らし続けていくためには、買い物や病院に行くための交通手段の
   確保が重要である。現在3町では交通事業者の協力を得て乗合バスやタクシーが運行され
   交通手段は確保されているが、バス路線の採算性、運転士の確保問題など将来的な課題は
   多い。
  ・実効性のある交通手段を持続していくため、「地域交通検討ワーキンググループ」を設置
   して、先進事例の調査や地域状況の分析、施策の検討を行うなどの取組を進めたい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・時期はわからないが、通学と一般利用をすみ分けした方がいいのかなと思う。
  ・タクシー会社が、運転手不足のため今年から日曜日を休む。今後のそうした可能性も
   含めて地域交通をどう確保するか検討したい。
 (日野町長)
  ・一番のネックは既存のタクシー会社、バス会社とのすみ分け。もしくはすみ分けないような
   やり方もあるのかなと思う。
  ・共助交通を考えるにあたって、集落の人口構成が大切。各集落の人口構成の10年後、20年後
   の平均年齢を作っているので、そういう検討もしないといけない。
 (江府町長)
  ・バスは学校の子供を運ぶぐらいにしてあとは基本タクシー。このタクシーの利用をどういう
   ふうにするかを今検討中。
  ・日野町とは、日野病院と関係が深いので、地域公共交通会議で連携していく必要がある。
  ・日南町はいろいろ研究をされているので、アイディア等を共有できたらいい。
 (知事)
    ・全県でも今検討会を進めており、共有しつなげていければと思う。地域でフィットするもの
   を考えていただくとよい。
    ・学校と一般をすみ分けしようというのも一つの仕切りだと思う。
  ・南部町、伯耆町はタクシー会社が撤退。タクシー会社だけに依存できないという事情もある。
   一緒に知恵を出していきたい。

(イ)地域社会の基盤である集落の存続と活性化に向けた取組

〔事務局説明〕
  ・急激な人口減少や高齢化により共同作業や生活環境の維持が困難になり、存続の危機を
   迎える集落の出現が現実の問題となりつつある。
  ・人口減少の中でも、地域の賑わいと活力を維持し、住み慣れた地域で暮らし続けていくため
   に、住民自らが地域課題を考え解決しそれを行政が支援する仕組みづくりを、町と県が
   タイアップして始めたところ。この取り組みを加速させ、集落の存続と活性化を図りたい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・町とまち協で意見交換ができており、きめ細やかな行政ができる。
  ・担い手を作っていくために、農業が豊かさを感じてもらえるようにしたいと思っている。
   今後、県にいろいろお願いすることもあると思う。
 (日野町長)
  ・集落の話し合いの場を持つ補助金を作ったが、全50集落の半分ぐらいがまだ手を挙げて
   いない。沈黙の集落をどうケアしていくのかが問題。
 (江府町長)
  ・平成29、30年度に40の集落を全職員で回る集落総合点検をした。その結果、個々の課題と、
   移動手段や買物等、町全体の課題が見えてきた。
  ・江府町は「にぎやかな過疎」に仕向けて行きたい。行政のことを当てにせずにやろうという
   人たちをどんどん応援し、江府町に来れば何かできるぞ、という雰囲気を作りたい。
 (知事)
  ・集落をつぶさに議論しようということであれば、中山間の集落の評価シートの活用や、
   支え愛マップづくりなども併せて進めていただけると大変ありがたい。
  ・当初予算、補正予算の編成に、夢のある未来に向けて、今日の話を生かしていきたい。
  ・特定地域づくり事業協同組合を設立してはどうか。事務ベースではなかなか話が前進しない
   が、今日は首長さんがそろっておられるので、この際研究してみたらどうか。全国で
   いの一番に手を挙げてもいいのかなと。交通等を維持しようと思うと、この辺が切り札に
   なるかなとも思う。

3 全体総括
(知事)
  ・非常に有益なお話をいただいた。中山間地の最も進んだモデルに逆に転換するきっかけに
   なったと思う。
(会長総括:日南町長)
  ・人口減少に伴う地域課題に対して、日野郡ならではの取組を推進していきたい。日野郡3町
   と県が力を合わせて成果を挙げればと思う。よろしくお願いしたい。
  ・本日の連携会議で合意した事項について、共同宣言という形を取らせていただきたい。
   (一同賛同)

会議録(PDF 280KB)

会議資料(PDF 1816KB)

共同宣言(PDF 58KB)

平成29年度鳥取県日野郡連携会議を開催

 県と日野郡の3町で「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定を締結して、今後の災害に備える方策等について協議を行いました。

1 日時  平成29年12月24日(日) 午後4時~午後5時
2 場所  日野町役場 大会議室
3 出席者  平井知事、増原日南町長、景山日野町長、白石江府町長、ほか関係職員

4概要
(1)「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定《締結式》
      日野郡における災害時の住民の安全・安心を確保し、日野郡3町と県が連携して平時から
     備えを進めることとして、相互支援協定(以下「包括協定」)を締結した。

(2)日野郡連携会議における協議事項(包括協定を踏まえて当面取り組む具体的な検討課題)
  ア 災害時の給食施設の相互支援
     災害時に速やかに小中学校への給食が郡内で相互提供できるよう、平時から相互に
       給食施設の状況把握や調理員、配送方法、食材手配等の調整を進めておくもの。
     <意見・議論>
      ・災害の初動は外部からの支援があることを想定しながら食材や人材等の調整を
       することも必要。他町の学校に給食がうまく配達できるよう練習もしておきたい。
      ・また、次のステップアップとして、避難者へも温かい食事が提供できるよう
       学校給食制度の規制についても研究してみてはどうか。
  イ 日野郡内の道路除雪のあり方検討
     人口減少や高齢化に伴い除雪オペレーターが減少する中、将来的に持続可能な
    日野郡内の除雪体制を構築するため、除雪実務(現場作業)者を構成員に加えた
    専門組織を創設して具体的な検討を進めるもの。
     <意見・議論>
      ・道路除雪だけではなく高齢者にとっては集落内や家屋周辺等の除雪についても
       深刻。
      ・ボランティアや専門家の知恵も借りて地域の体制作りも検討してみてはどうか。

  ウ 福祉避難所の設置運営に関する連携
     要配慮者への専門的なケアを行うための福祉避難所の設置や運営について、単町では
    人的・物的な資源が限られるため、平時から郡内での連携方法を検討し災害に備える
    もの。
     <意見・議論>
      ・福祉避難所の選定(指定)、整備等を進めつつ、要配慮者のケアに対応できる
       人材確保は域外からの派遣も想定した検討をしてみてはどうか。

会議録(PDF 270KB)

会議資料(PDF 2825KB)

副町長・センター所長会議

<注意>掲載内容は議論の途中経過を含んでおり、決定事項とは限りません。
  

令和元年度第4回副町長・センター所長会議

1 日時  令和2年1月24日(金)午前10時~正午
2 場所  日野振興センター 所長室
3 出席者  各副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

4 協議事項
(1)令和元年度予算の更正について
   事務局提案を承認
(2)令和2年度予算案及び各団体負担金の額について
   事務局提案を承認
(3)連携会議に付議する役員改選案について
   事務局提案を承認

(4)連携会議(知事・町長出席)で協議された事項について
(所長)12月20日に開催した連携会議で協議した事項を踏まえ、今後の連携を進めていきたい。との

〇災害時の学校給食相互支援
 ・知事が仰ったとおり日野郡だけでなく西部全体でも考えていかないといけない。JAとの連携は
  食材も含め西部全体で動くのでよいと思う。
 ・地震発生後3日は混乱する。交通網を遮断された中で、広域以外の小さい支援も考えておかない
  としのげないのではと考えている。
 ・以前、老健あやめの給食をやっていた業者が撤退した。災害時だけでなく平時の方をきちっと
  押さえておかないと心配。
 ・日野郡3町だけでは対応できない場合もある。いろいろな想定ができるので今の御意見を踏まえ
  訓練を続けたい。

〇日野郡のふるさと教育の推進
 ・コーディネーター(以下「CD」)の配置はどうなるのか。
 ・3町雇用の現日野高校魅力向上推進CD(以下「日野高校CD」)を、ふるさと教育推進CD(以下
  「ふるさと教育CD」)に振り替える方針と聞いている。
 ・H31予算では日野高校CDと説明してきた。今、R2予算査定の中で議論中だが、公設塾の
  ふるさと教育が入ってきてCDの役割が混乱してきて説明が難しい。
 ・日野高校魅力向上は一定の道筋がついたという整理で、今後は日野郡全体の広域的なふるさと
  教育に向かうということで、日野町は理解した。
 ・公設塾は日野高生も対象としており、ふるさと教育CDの仕事は日野高校の魅力向上にも資する
  という整理。CD設置の覚書を交わすと聞いており、ふるさと教育CDの役割を整理して書かない
  といけない。各町で考え方を統一する必要がある。事務局でしっかり確認していただきたい。
 ・講師の応募が低調。日本仕事百科という求人サイトでも募集する。
 ・希望的な観測だけでなく、努力の結果、講師が集まらなかった場合の4月1日以降の塾運営の検討
  も必要。実際に塾生を募集するので先々を考えておく必要がある。
 ・各町長は、本日の資料「第一期ビジョン」は既に見ておられるのか。2月3日のふるさと教育推進
  協議会までに、しっかりと町長にも意見を聞いてきていただきたい。

〇関係人口及び移住定住等の拡充に向けた取組
 ・連携してできることもあれば、各町ですることもある。取組を持ち寄って、いいとこどりし、
  情報交換しましょう。

〇持続可能な地域交通体系の構築
 ・江府町では、令和3年度から町営バスは通学時間帯のみとし、他は町営タクシーに切り替える
  計画を地域交通会議に出された。他町にも影響があり、何かすると広域で考えざるを得ないこと
  が出てくる。各町の動きをWGで共有し、調整していってほしい。
 ・今年度、町営バスに小型車両を導入し、曜日を決めて運行したら、利用率がよくなった。
  町営タクシーは自家用有償運送で行い、県補助や交付税措置があるので、これでやると方向を
  決めた。令和2年度予算で車両を購入。町営タクシーは町外にでるのはよいが、町外に迎えに
  いけないので相互乗り入れが必要になり伯耆町、日野町との協議が必要。
 ・日野町と江府町の交通事業者は共通なので、広域的に考えないといけない。
 ・各町が交通体系を作る上で必要となる県への支援要望も、3町共同でしたほうがよい。
  これがWGのアウトプットになる。
 ・町づくり懇談会に出ると町民から、自分らも協力するので良い仕組みを作るよう申し出がある。
  共助、シェアも考えていかないとと思っている。タクシー助成について、日野町を見習った方が
  よいと議会から言われた。別の機会にまた教えてほしい。

〇地域社会の基盤である集落の存続と活性化に向けた取組
 ・知事から、特定地域づくり事業協同組合を設置してはどうかと示唆があった。各町はどう考え
  られているか。
 ・江府町は向かうつもりでいる。まだ省令が出ていないので細かいところが不明だ。
 ・日野町は、新年度に向け検討する。
 ・日南町長は、こんなことを3町でできたらいいになあ、と発言された。
 ・2月中に合同勉強会を開けるよう進めたい。各町、協同組合でやりたいことや具体的な疑問点を
  考えておいてほしい。

(5)日野郡鳥獣被害対策協議会実施隊の給与について
 ・事前に2町に話をさせてもらった。会計年度職員の条例ができる中で、待遇のこともあるが、
  他の職員とのバランスもある。勤怠管理をどうするかがいちばんの問題。4人体制は維持して
  協議会は残し、各隊員は各町で勤務して、週1日は協議会に出張、講習会等は別途対応という
  やり方が良いのではないかと提案する。
 ・給与制度の問題もあるが、実施隊の活動の在り方の問題にもなる。4人で組織として活動する
  ことが効果的であると現場では考えているようだが。
 ・単町でやれないから協議会を作った当初の目的が揺らぐが、提案の考えも分かる。
 ・各町勤務の弊害として、新人の教育はチーフ1人だけではできないので、人が変わったときに
  大変になる。有害鳥獣の頭数も増えており、4人で協力していかないといけないというもの。
 ・4人でやっていくことが効果的。ただし、いろいろな実情があるので、提案も始めから否定する
  のではなく、考えて行かねばならない。
 ・同一労働同一賃金がひとつの問題。協議会の体制をどう考えるかがもうひとつ。協議会の当初の
  考えであった、技術を持った人間を育ててその人が各町で活動するということが果たしてできて
  いるか、検証をしっかりしないと前に進まない。もっと突き詰めた話を協議会としてやって
  いければと思う。できれば足並みそろえた動きをしていきたい。
 ・協議会の事業の在り方に関わる問題であり検討をペースアップする必要がある。給与制度の問題
  は避けて通れない問題。検討の材料案を考えた(資料を配布)が、3町組織に関する共通ルール
  (特例)を検討できないか。
 ・一つの職種だけを狙って条例に書けない。うちは格付けは動かしようがない。勤怠管理が
  いちばんの問題。
 ・鳥獣対策協議会をどうするかという話なので、必要なら町長に集まってもらって検討する必要が
  ある。
 ・給与のことと協議会のあり方も含め、4月1日までに結論を出しておかないといけない問題。
  時間を掛けることができないが、十分に話合いをしてください。

5 報告事項
(1)令和元年度の事業実施状況
   事務局が資料について説明
(2)令和元年度の各ワーキンググループの活動状況
   事務局が資料について説明
   〇道路維持WG
    ・除雪機械の充足や構成の見直しなど要望が出ているので、県のほうでも考えていきたい。
     道路維持は、日南町、江府町で受託、日野町は受託なし。今回、日南町が激甚災害の影響
     で令和2年度は受託を休止したいという相談を受けている。WGとしても、町の負担の
     適正化や災害時の取扱い、変更契約の請求書作成援助について制度見直しを議論したい。
    ・技師不足は全町共通。江府町も技師派遣を県に要望している。来年度整理してはどうか。
    ・令和2年度中に制度改正して、日野町も参画できるような負担の適正化を行わねば
     ならないと考えている。
    ・令和2年度の休止は、災害応援のようなもの。了解した。

令和元年度第3回副町長・センター所長会議

1 日時  令和元年10月18日(金)午前9時30分~11時30分
2 場所  日野振興センター 所長室
3 出席者  各副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

4 協議事項
(1)各町の事業実施状況と課題について
  〇日南町
    ・10月6日の町政60周年記念式典はひとまず無事終了した。
    ・来週、町長から来年度予算編成方針の示達があり、来年度事業を考えていくことになる。
    ・10月はたくさんの行事を予定している。(チラシにて紹介)
  〇日野町
    ・10月27日に町政60周年記念式典を開催する。「日野町史」を約50年ぶりに刊行。
    ・10月17日~18日に町議会教育民生常任委員会が、京都へ義務教育学校を視察。
    ・11月23日~24日ふれあい祭り。旧ごうぎん根雨支店の内覧会(第2回)を開催。
    ・根雨地区の浸水対策は、コンサルに基本設計を委託し、10月に地元説明会(自治会長)
   実施。11月中に計画を固め、全戸説明をしたい。来年度事業で工事を行う。
    ・地方創生総合戦略(第2期)を策定中。「集落の維持、存続」を新規で1番目に入れる。
   がんばる地域プランを、農林業振興と集落維持を目的に令和2年度から取り組む予定。
  〇江府町
    ・新庁舎建設については7月末に3社JVが落札。来年6月末を工期としている。周辺の
   国道整備では県にもお世話になる。令和2年度中になんとか完成したい。
    ・新庁舎関連事業として、デジタル防災無線について、臨時議会にかけ先行発注する。
   電波法の許可関係で時間が掛かるため。
    ・全国ろうあ連盟が来年度公開予定の映画「咲む(えむ)」の撮影が、江府町役場で行わ
   れた。古い建物が気に入ったようだ。
    ・10月26日~27日は「秋の奥大山美味いもん祭り」を開催する。
    ・同時期に、隠岐の西ノ島町に経済交流(3年目)に出掛ける。江府町の米や野菜を持っ
   て行き、例年好評である。

(2)ワーキンググループの再編について
      事務局案(5減1増)について了承された。
       ・廃止  (一定の役割を終了)障がい者雇用、消費者行政
                  (他の体制で対応が効果的)広報、救急医療体制、日野高校魅力向上支援
       ・新設・・・地域交通
       ・日野農林業創生協議会の解散について了承された。
        ・事務局は「運営マニュアル」改正手続きを行うこととする。

(3)連携会議(知事・町長出席)の開催について
   事務局案を会長に諮り、開催に向けて準備を進めることが了承された。

3 報告事項(令和元年度の事業実施等)
(1)日野郡三町「ふるさと教育」推進事業 
 〇令和2年4月の公設塾開設に向け、7月以降4回の担当者会議を開催し、塾開設に向けた
  検討や準備作業(実績のある事業者とアドバイス契約を締結、生徒や保護者のニーズ把握
  アンケート等)を行った。
 〇今後のスケジュール
  ・12月から生徒募集できるよう、塾コンセプト、カリキュラム作成、塾名決定を行う。
  ・塾講師募集について、早期に各町で雇用条件等を決定、募集を行う。
  ・第2回ふるさと教育推進協議会総会の開催(11月18日開催予定)
  ・日野高校魅力向上推進協議会と合同でシンポジウムを開催(12月21日予定)

(2)「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定関係
  〇災害時の学校給食の相互支援(教育WG)
  ・10月9日(水)に『実食訓練』の第1回目を計画どおり実施した。
  ・来年度以降も想定を変えながら、継続して実施する。
  〇福祉避難所の検討(福祉WG)
  ・各町の検討が予定より遅れており、WG開催に至っていない。
  ・11月上旬に担当者会議を開催し、県と3町で共通認識を図った上で、改めて今後のス
   ケジュールを決定する。
 〇道路除雪(道路維持WG)
  ・10月21日に第2回WGを開催し、今年度の除雪計画等を協議する。
  ・県、町ともに職員減などの影響があるため、今後は持続可能な道路維持、除雪の体制に
   ついて検討を進めていく。
  ・除雪機械運転手育成支援事業では、令和元年度に11名育成。順調に手が上がっている。

(3)その他のワーキンググループ関係
 〇令和2年度以降の日野郡鳥獣被害対策協議会実施隊の組織体制(農林業WG)                
  ・令和2年度から、3町の住民からの技術指導に関する総合窓口を実施隊に一元化する。
  ・令和3年度以降の組織体制については、隊員の退職等で現行体制が維持できなくなるこ
   とも想定し、検討を行う。

4 閉会    ・次回は1月中~下旬に開催予定とする。

令和元年度第2回副町長・センター所長会議

1 日時  令和元年7月23日(火)午後1時30分~3時
2 場所  日野振興センター 所長室
3 出席者  各副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか
4 協議事項
(1)各町の事業実施状況と課題について
 (日南町)
  ・SDGs(エスディージーズ)未来都市選定:全国から31都市が選定された。
  ・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)モデル事業:国の補助事業で、
   窓口業務をAIなどのデジタル化により効率化する実証実験に、米子市、境港市、智頭
   町と共に参加。規模、システムベンダーが異なる自治体間での可能性を実証する。
  ・集落除雪対策支援事業補助制度の創設:自治会が集落の生活路を確保するため除雪機を
   購入する際に、10分の10(上限100万円)を補助する制度を創設。自治会が購入
   し、使い方など自治会が考えて活用できるようにした。
  ・エコツ-リズム推進協議会の創設:星空、ホタル、オオサンショウウオ、サクラソウ、
   体験農園などの地域資源を活用し、住民の誇りの醸成と観光振興を目指し、3月15日
   に設立総会を開催。今年のヒメボタル鑑賞では、いろんな団体と地元の人が協力して
   おられ、よい方向に進んでいる。
  ・町制60周年記念小説「日南X」発刊間近:9月発刊を目指し、プロモーション開始。
   松本薫さんのトークイベントなど企画したい。ポロシャツも作成した。小説と併せ是非
   購入いただきたい。
  ・木村敬氏による地方創生講演会開催(8月9日)
  ――意見交換――
  ・除雪機は、(町道以外の)集落内道路を除雪するためのものか。
    →(日南町)除雪箇所や受益者負担を取るかは、自治会の判断で行う。制約はない。
  ・日野町、江府町にも同様の補助制度があるか。
    →(日野町)除雪に関しては、町が緊急車両の入れるところまでは除雪している。
         補助制度はあるが、除雪機を整備しても担い手が不足している。豪雪時の
         安否確認も、集落支援員を配置するなどしないと担い手がいない状況。
    →(江府町)除雪を集落に委託しており、除雪機購入補助の制度はない。
  ・除雪は3町共通のテーマなので、時間があれば次の機会にもまた話したい。

 (日野町)
  ・防災基地(滝山公園):8月まで実施設計、9月~来年3月で工事を行う。ヘリポート
   と資機材倉庫を整備する。
  ・根雨地区の浸水対策:6月~9月で基本設計、今年度に実施設計、来年度工事を行う。
  ・防災行政無線デジタル化:近々プロポーザル審査終了、年内に実施設計。来年度工事。
  ・町制60周年記念行事:10月27日(日)予定。
  ・集中豪雨の際には、根雨の町は浸水、冠水が多くなる。県にも相談しながら、しっかり
   した計画を進めていきたい。

 (江府町)
  ・新庁舎:今週金曜日が入札。8月上旬~来年6月の工期。その後、外構工事、県道右折
   レーンと併せた町道工事を行って、遅くとも来年度内に引っ越し。工事業者が決まれば、
   県ともきちんと調整しながら進めていく。
  ・水道事業の未払問題:業者や町民に迷惑をかけた。お詫びしたい。
  ・地域交通:庁舎移転し、江尾地区から少し離れることも含め考えていかないといけない。
  ・奥大山スキー場:指定管理者に応募なし。早急に今後の方向性(スキー場周辺の活用、
   グリーンシーズンの用途など)の結論を出さないといけない。

(2)日野郡の地域交通の現状と課題について(今後取り組むべき具体的施策)
 (日野振興センターから議論の参考として情報提供)
  〇各町の状況をヒアリングして簡単にまとめた
   ・実施内容に違いはあるが、3町とも路線バス、デマンドバス(江府町はフリー乗降)
    や高齢者、障がい者等へのタクシー助成を組み合わせているほか、日南町は多里地区
    で交通空白地有償運送を実施している。
   ・課題として、委託先の事業者の運転士不足による委託継続の不安や町負担の増大、
    またバスよりタクシー利用が多い、デマンドの利用が少ないなどが上がっている。
  〇県の取り組み
   ・これまでバスが中心の補助制度であったが、これにタクシーや共助交通に対する助成
    制度を組合せて、地域の実情に即した新たな補助制度を作ろうとしている。
   ・令和元年度に研究会を設置して新補助制度を検討し、令和2年度当初予算に反映する
    予定。また、試行的に市町村地域交通計画策定とそれに伴うタクシー助成への支援が
    行われる。なお、新補助制度の適用は交通地域計画の見直しが前提になると思われる。
   ・補助制度の見直しの日程はタイト。研究会には1市3町が委員として参加。節目で
    全市町村の意見を聞く予定。検討段階で町としての考えを伝える必要がある。
   ・町として具体的な案があったほうが意見を取り入れられやすいと思われる。
   ――意見交換――
   ・小中学生が町営バスで通学しており、車両繰りなどで苦労がある。バス運行委託事業
    者の確保も課題である。(日南町)
   ・町内にタクシー事業者がないのが課題。根雨から回してもらっているが、夜6時半
    までしか来てくれない。個人タクシーの規制緩和をすれば、やる人がいるのではと
    思っている。もちろん助成が必要だろうが。(江府町)
   ・スクールバス兼用で町営バスを営業している。来年3月予定の校区審議会答申を受け、
    将来のバス体系を検討することになると思う。タクシーは夜8時まで営業。夜間に
    急病人があって救急車に空きがない場合にどういう対応をするのか課題。自助、共助
    もある程度お金があって見返りがないとできないことだ。(日野町)
   ・この度多里地区で導入の「地域循環カー」は、国土交通省から交通空白地有償運送の
    認可を受け、多里地区内のみで運行している。(日南町)
   ・県が補助制度を作ろうとしているので、補助制度や規制緩和の案があれば、10月頃
    までに言っていかないといけない。3町共通で出せること、各町で違うこともあると
    思う。3町で話をする場も必要である。(日野振興センター)

(3)令和元年度の事業実施について
  ア 日野郡三町「ふるさと教育」推進事業 
   (ワーキンググループ事務局(以下「WG」)から説明)
    ・趣旨:2010年に1万2千人だった日野郡人口が、2040年には半分まで減少
     すると推計されている。高齢者率50%を超え、どうやって地域を支えていくのか。
     中学校を卒業後バラバラになる高校生に地元を知ってもらい、将来戻っていただく、
     あるいはそのまま地元で就職してもらいたい。また、自分がどういった立ち位置に
     おり何ができるのかという「生きる力」を身につけてもらうのが大きな狙いである。
    ・進め方:学習塾を作り、地域のことを知るカリキュラムと、学力向上に取り組む。
     また日野高校生も対象とし、5時までは学校で、5時以降は塾で、学ぶイメージ。
    ・6月27日に日野郡ふるさと教育推進協議会の設立総会を行った。
     現在、カリキュラム作成を事業者に委託するよう調整中。今年度予算は、日本財団
     から助成を受け、立ち上げ経費を賄う。ほとんど事業者への委託料。次回協議会は、
     9月開催予定。来年度以降の計画について協議いただく。
    ・来年度以降の予算も各町で提案する必要があるので、各町で協議をお願いしたい。
    ・カリキュラム作成では、各町、地域の題材も盛り込んだものを作っていきたい。
    ・株式会社Prima Pinguino(プリマ・ペンギーノ)のプレゼンテーション資料に、学習
     や地域活動をどのようにやっていくのか書かれているので読んでほしい。
   ――意見交換――
    ・塾の場所は? 
      →(WG)想定では根雨地区。当面は根雨でスタートし、将来的には各町に拠点
       を置く。日南町は、場所作りを早期に始めたい意向。
    ・共通の思いでスタートするが、町ごとに特化した活動が始まれば、次のステージに
     なるだろう。お金も絡んでくることなので、副町長も御承知いただきたい。(日野
     振興センター)
    ・思いは一緒。町長にも報告しておく。(日南町)
    ・日野町は、日野高校に目が向いている。議会からも「どこまで踏み込んで考えて
     いるのか」と指摘があると思うので、しっかり勉強したい。(日野町)
    ・日野高校の寮での学習指導は、引き続きされるのか?(日南町)
      →(WG)日野高校は、進学する生徒を入寮させ補講をしており、進学コース
       以外の生徒も柔軟に対応する意向。また、県外から入学希望の生徒にも、
       ふるさと教育で日野郡のことを知る授業に参加させるとの意向と聞いている。
       公営塾のカリキュラム作成の段階では、日野高校とも協議する。
    ・塾講師が大事だと考えるが。(江府町)
      →(WG)講師は、地域おこし協力隊(塾講師として募集)を想定している。
       講師の資格(資質)を持つ人を、プリマ・ペンギーノの協力で確保したい。
       協力隊の報酬が250万円/年まで可能になり、処遇充実という課題がひとつ
       クリアされた。
       各町が1人の講師を抱える形がよい。
    ・塾講師を雇用する場合、会計年度職員との調整が難しい。(江府町)
    ・塾を行うとなると、講師3人が必要。全国で講師になり得る人の取り合いになって
     いるため、公募ではあるが、プリマ・ペンギーノに間に入ってもらわないと難しい。
     会計年度職員とのバランスなども、これから解決しないといけない。(WG)
    ・かつて中学生を集めて勉強や活動をしていた時、1学期はよかったが、だんだん人
     が減って1年もたなかった。子供や親の思いがあるので、是非アンケートを重視
     してやってほしい。(日南町)
    ・今年度の焦点は、「3町の思いが反映されたカリキュラムづくり」と、「適性を
     備えた講師の確保」、この2点だと思う。各町でもんで、しっかり進めていただき
     たい。(日野振興センター)

  イ 「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定関係 
    ・災害時の学校給食の相互支援(実食訓練の実施計画について)
    ――事務局から、次のとおり説明――
    ・実食訓練を10月9日(水)に実施。 ※10月6日前後で各学校の都合が合う日
    ・訓練開始時に江府町長に御挨拶いただきたい。
    ・実食には日野町長に参加いただき講評をいただきたい。
    ・8月6日(火)に配送訓練を行う。(担当のみ)

  ウ その他のワーキンググループ関係
    ――道路WG――
    ・建設業入職者不足と各町の専門職不足で、これまでの維持及び除雪の町委託が続け
     られるのかという課題がある。
    ・制度要求も含め、10月の予算要求に向け、ワーキンググループで検討を重ねる。

    ――農林業WG――
    ・日野郡鳥獣被害対策協議会「実施隊」に携わる地域づくり協力隊員が3月末で任期
     切れとなるため、来年度のあり方を早急に検討しなければならない。8月上旬の
     第3回事務局会で、実施隊の役割等を検討し、次回の副町長・センター所長会議に
     事務局案を出せるようにしていきたい。

3 その他
 〇ワーキンググループの再編
  ・地域交通について新たにワーキンググループ(以下「WG」)を作り、WGの整理も
   したい。日野高校魅力向上WGは日野町の声かけで作った日野高校魅力向上推進委員会
   と重なるので不要ではないか。また、消費者行政WGのように軌道に乗っているものも、
   WGがなくても十分な取り組みができる。次回のこの会議で、事務局から提案したい。
   (日野振興センター)

4 閉会
 ・次回は10月開催予定とする。

令和元年度第1回副町長・センター所長会議

1 日時  令和元年5月15日(水)午後1時30分~3時
2 場所  日野振興センター 所長室
3 出席者  各副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか
4 協議事項
(1)平成30年度鳥取県日野郡連携会議の決算及び会計監査報告について
   監事欠席につき、事務局長から決算説明及び監査報告。質疑なし。
   ※平成30年度決算について承認された。

(2)各町の今年度の取り組みについて
   (日南町)
    今年は町制60周年を迎える。「次世代につなげるまちづくり」を基本理念に、
     「しごと、まち、ひと」の3本の柱を立てた。
   〇「産業振興=しごと」・・・農業、林業が主となる。林業アカデミーの開設、大建
    工業の誘致、モンゴル国視察団受け入れ、観光協会の一般社団法人化による自立と
    産業化など。
      〇「町民が安心して暮らせる健康なまちづくり=まち」・・・デジタル防災無線整備や
    タウンズネット光化(FTTH)事業は事業費が大きく、住民生活に直結したもの。
      〇「心豊かに生きる協働のまちづくり=ひと」・・・林業アカデミーや農業研修制度を
    活用した移住・定住策の推進や、財源確保と関係人口づくりを目的に「ふるさと納税
    1億円」の取り組み、外国人人材受け入れ体制の構築、婚活事業、小中学生の通学費
    無償化など。
   〇町制60周年記念事業としては、松本薫氏による日野郡三部作の完結編となる小説の
    出版や、記念式典(北村英二名誉館長によるステージ)などを予定している。
   (日野町)
   〇保健・医療・福祉の充実・・・高齢者の見守り事業では、見守り支援員を配置する
    ほか、民生委員や日翔会、移動販売(あいきょう)など多くの方々が携わる仕組みを
    作っている。行政や事業者の取り組みでは限界があり、地域の方々に協力が不可欠。
    医療福祉に関わる人材確保も大きな課題。奨学金制度や奨学金返還補助の制度を作り、
    特に薬剤師と介護福祉士の確保につなげたい。
   〇教育、子育ての充実・・・ファミリーサポートセンター事業及び産後ケア事業を実施。
    公設英語教室も継続する。
   〇まちづくり・移住定住対策・・・空き家借上げ事業を開始。「ふるさと住民票」の
    登録が380人になり、うち民間の『福よせ雛』プロジェクト関係で120人が登録。
    昨年度は総務省モデル事業を活用した「関係人口創出事業」を実施。今年度は不採択
    になったので、単町事業で取り組んでいきたい。
   〇防災・減災事業・・・防災基地整備事業(ヘリポート、資機材倉庫など)や根雨地区
    の浸水対策を行う。防災行政無線のデジタル化も進める。
   〇地域資源を活かした産業の振興・・・産業振興課に観光部門を統合し取り組みを強化。
   〇町政60周年記念事業・・・記念式典、地域チャンネルでの特別番組制作、自衛隊音楽
    隊コンサートなど。
 (江府町)
   〇庁舎建設が一番の事業。今夏着工、再来年2~3月移転予定。財源は、起債と基金。
   〇平成29、30年度で集落総合点検事業として、職員が14グループに分かれ、困り
    ごと相談や今後についての話し合いを実施した。主な課題として移動手段、買い物、
    集落の人口減少による農業後継者不足が挙げられている。
   〇移動手段確保として、10人乗ワゴン車を導入した。
   〇農業の担い手対策として、集落営農も拡げたい。
   〇今年から2年間で、防災行政無線のデジタル化を実施する。
 (日野振興センター)
   〇日野郡3町とセンターがタイアップした「現場支援」について
    ・今年度はとっとり暮らし支援課が集落創造シートの更新や活用を計画。
     全県に先駆けて人口減少が進んでいる日野郡でも、センターと3町が連携して、
     集落を守り、賑わいを維持する仕組みづくりを始めたい。
    ・具体的には、(1)地域の実情を調査し、(2)地域の診断を行い、(3)地域で座談会を行い、
     (4)地域づくりの実践、というステップで行う。
    ・日野振興センターの担当職員が、町の職員と一緒になって集落の現場支援を行う。
  <意見交換>
   ・移動販売について、スタッフの確保や販売車の維持費がたいへんなようだ。
   ・移動販売に「見守り」を担ってもらい県と町から支援している。人口が減り、物が
    売れなくなると移動販売の継続は困難になるが、止めるわけにいかないとなると、
    次の支援の仕組みを検討する時期が遠からず来るかもしれない。
   ・日南町は逆に、ショッピングセンターなどに来てもらう方法も考えている。
   ・売りに行くだけでなく、買いに来る人を乗せて店まで届けるというやり方もある。
    そのために「コミュニティカーがほしい」「店舗の整備を支援してほしい」という
    ニーズがあるかもしれない。情報交換しながら、対策を3町でとりまとめましょう。

(3)令和元年度の事業実施について
  ア 日野郡三町「ふるさと教育」推進事業
    資料により説明。各町の特色を出しながら、江府町が中心となって3町の担当で検討
   した内容の共有がうまくいくよう目配りしたい。

  イ 「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定関係 
    協定に基づき、災害時における「住民避難」「道路除雪」「義務教育の健全な継続」
   について、昨年度から取り組みを始めたところである。
   (1)災害時の学校給食の相互支援・・・資料により説明。(事務局長)
   (2)日野郡内の道路除雪のあり方検討・・・資料により説明(日野県土整備局)
    <主な意見>
     ・国、県道の出動基準と、町の基準が異なっている。日野郡の実態に合わせられ
      ないか。
      →幹線や峠は5cmの積雪で出動する必要があるが、基準は「5~10cm」
       なので、出動基準を変えた場合にどのような影響があるか整理したい。
     ・ライブカメラの設置場所について、県と調整させてほしい。
      →設置場所については調整したい。県管理の道路や河川に設置をされたい場合は、
       予算要求したいので申し出てほしい。
   (3)福祉避難所の設置運営に関する連携・・・資料により説明(西部福祉保健局)

  ウ その他のワーキンググループ関係 
   (1)農林業WG(日野郡鳥獣被害対策協議会の体制)・・・資料により説明(日野振興局)
    <主な意見>
     ・来年度からの体制を検討するに当たり、「実施隊の仕事」「身分、処遇」の二つ
      要素がある。仕事の内容と処遇、実施隊のスキルの伝承と処遇など、セットで
      考えないといけないことが多いので、町長会議に諮って結論を出す必要がある。

   (2)その他・・・資料により、各ワーキンググループの取組方針等を共有。

3 閉会   次回は7月開催を予定

平成30年度第3回副町長・センター所長会議

1 日時  平成30年10月10日(水)午後1時30分~3時30分
2 場所  日野振興センター 所長室
3 出席者  各副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

4 協議事項
(1)各町の近況報告
 【日南町】
  ○平成31年度林業アカデミー開校
  ・林業成長化モデル事業として人材育成の学校を立ち上げる。(4月3日開校予定)
  ・年間10名の研修生が受け入れ可能。
  ○中心地域整備計画(道の駅運営含む)
  ・平成24年度に住民の意見を聞き、道の駅の近くにコンビニや子育て支援センター、民間
      アパート(6棟)の整備を進めてきた。新たに生山に分譲地を設けた。
  ・道の駅周辺のフィットネスクラブの設置計画について、住民にアンケートをしている。
   ターゲットは中高年(40~60歳代)。
  ○医療・介護人材確保
  ・日南病院の今年度の採用は看護師が2人のみ。看護師は県内の専門学校の卒業生が
   400人近くおられるらしい。   →県内に残るように支援制度を作っている。
  ○未収金対応
  ・町の未収金を、窓口一本化するよう議会や監査委員から言われている。県税事務所と
   一緒に徴収に取り組み、職員も勉強はしているが、税と税外では取り扱いが異なる。
   町営住宅、上下水道の徴収について、よい方法があれば教えてほしい。
     →日野町では、徴収窓口を一本化する方向で取り組んでいる。税も税外も、職員が
      滞納者と信頼関係を築いて、相談に乗りながら徴収していくことが可能となる。
     →江府町でも、議員から同様の指摘があるが、一本化も難しいと感じている。
     →税と税外では徴収の手法が異なるので難しいこともある。県では別々に徴収して
      いるが、税務課が税外の統括的な役割も担っている。
 【日野町】
  ○防災関連
  ・7月豪雨以降、避難勧告や避難所の設置を行う機会が増えたが、発令や設置のタイミング
   が難しい。避難所の運営など、少ない職員で体制を組むことが難しい。
  ・台風24号の時は全員出勤した。体制を判断するタイミングが難しい部分もある。
  ・町内2か所の公共施設が自主避難所だが、災害の段階が進むと指定避難所に移行する。
     →日南町では、まちづくり協議会単位(7か所)に指定避難所を設け、1か所に2名
            の職員を配置している。一度に14名の職員が必要で継続的な配置が難しい。
      まちづくり協議会と行政の役割分担など、今後マニュアルなどが必要と考えている。
     →江府町では、管理職を除くと全職員のほぼ半数が消防団員である。消防団に所属
      している職員の役割、位置づけに苦慮している。
     →各町が疑問に思っていること、対応に苦慮していることがあれば、事務局経由で
      照会、情報共有できるので、何かあったら事務局に相談してほしい。
  ○校区審議会の設置
  ・9月定例議会で校区審議会の設置条例が議決され、小学校統合や義務教育学校の設置に
   ついてこれから検討していくことになった。
  ・6月議会で教育委員会の共同設置について議員から提案があったが、校区審議会の
   取り組みをしているところであり検討に至っていない。
  ○旧山陰合同銀行根雨支店建物活用
  ・町に無償譲渡の打診をされており、検討委員会を立ち上げた。委員会からはホールや
   ギャラリー、カフェ、美術館などの利用提案があるが、まだ結論に至っていない。
 【江府町】
  ○新庁舎建設
  ・平成30年度は設計委託、来年度からは工事発注。護岸などの周辺整備に手間取っている。
   住民説明会で情報を公開しながら進めているところ。
  ○小さな拠点整備(廃校利用による地域医療人材育成)
  ・日本財団の助成事業で、旧俣野小学校に、医学部学生が宿泊可能な研修施設としても整備。
   町内の団体(江府町の地域医療を支援する会)を指定管理者として運営する予定。
  ・医学科のほか保健学科等の生徒も研修する予定で、看護人材確保もできるようにしたい。
  ○集落総合点検事業
  ・昨年度から各集落で、将来の集落の在り方を考えていく取組を進めている。集落がする
   こと、町がしないといけないこと、協働ですることなど、これからの集落づくりを考えて
   もらう予定。

(2)町長会議で話題にしたい事項
 【日南町】
  ○外国人人材活用(モンゴル国)
  ・今年から少し動き出し、色々な課題がある。
  ○町制60周年記念式
  ・単に式典だけではなく賑わいづくりもしたい。来秋開催を目指して日程調整する予定。
  ○地方創生事業推進
  ・将来の課題について、全般的なテーマとして項目に挙げている。
 【日野町】
  ○医療・介護人材確保
  ・今年度は8名~9名程度を日野病院に採用できた。診療科の偏りもあるが。鳥取大学の
   地域医療学講座で学んだ学生が、総合診療医として日野病院を選ぶことを期待している。
  ○日野郡の医療組織
  ・医療人材が確保できなくなった場合の日野郡の病院の在り方を、長期的な課題に挙げた。
  ○災害時の専門職員相互支援(役場OBも含む。)
  ・技術職員が不足しており災害時の技術対応が難しい仕組みを相互共有できたらよい。
 【江府町】
  ○日野郡の医療体制
  ・人口減少で患者が減る中で、今後の診療所の在り方、医療体制について検討が必要。
  ○有害鳥獣
  ・現在は3町連携の取り組みだが、今後は県境を越えた市町村との連携も必要になると思う。
  ・猟友会の後継者不足や、捕獲個体の後処理をどうするかも課題である。
     →防獣の囲い込みが進めば動物の出没区域が変わる。広域での取り組みは必要だ。
  ○日野高校
  ・町議員から日野高校関係の活動が見えにくいと指摘があった。日野高校魅力向上推進協議会の
   立ち上げも含めて議論したい。

 【総括意見】
  ・町長会議の3町共通項目としては、医療・福祉・介護関係と、鳥獣被害対策のようだ。

6 報告事項
(1)新たな森林管理システムと森林環境譲与税(仮称)について
  ○森林環境譲与税(仮称)は地方譲与税なので、国として使途の詳細を示すことは馴染まない。
   国は趣旨に沿った使途で活用して欲しいが、最終的には各自治体での判断になる言われて
         いる。
   趣旨から離れた事業には助言等を行うこともあるという言い方をされている。

(2)災害時の学校給食相互支援にかかる訓練結果と今後の取り組みについて
  ○資料により説明。来年いよいよ実食訓練を実施するよう動いているので、協力をお願い
         したい。
 
(3)日野郡内の道路除雪のあり方検討について
  ○資料により説明。
  ・大型除雪機の免許取得の対象年齢の引き上げは検討委員の中から要望が出たもの。
   当面は56歳まで引き上げるが、今後どこまで引き上げるか検討の余地もある。

(4)日野郡の人口減少の現状と課題について
  ○資料により説明。
  ・集落創造シートなど共通指標等で分析を行った上で、必要に応じて連携会議に諮って進める
         という整理。取り組みには分析がスタートなので、スタートが切れるように各町で進めて
   もらいたい。

7 その他
(1)災害対策等に関する意見交換(主に台風24号被害についての依頼・要望等)
 【日南町】
  ・台風24号は330mm降った。200~250mm以上で災害の可能性が高くなると
   考える。
  ・護岸が剥離しているところもあった。出水で水路に土砂が入るなどの被害があり、水路組合が
   重機を用いて処理したような場合は町が助成をする仕組みを作っている。
 【日野町】
  ・台風24号では260mm降った。1時間に20~30mm以上の雨が3時間続き、被害に
   つながった。
  ・明地峠、三栗、濁谷、板井原も水が非常に多く出た。
  ・根雨のまちの上側も、山からの出水して通れなかった。板井原川方面に水を抜く道が必要。
 【江府町】
  ・台風24号の時には経験したことがないほど水かさが増えた。一旦(いったん)地区の堰堤
   や、夜振橋の親水事業で整備した人工構造物周辺など、水量が上がる。河床掘削が必要で
   ある。

  
  
  
  
  
  
  

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