【クロス取材まんがレポート】
高知県出身のくさか里樹先生、鳥取県出身の寺西竜也先生が、お互いの県を取材してまんがで紹介!くさか先生は、今年で20周年を迎える水木しげるロードや、断崖絶壁に建つ三徳山投入堂を訪問。ラジウムの含有量が多い三朝温泉では、なんと五十肩が治ったとか(?!)。また寺西先生は、坂本龍馬で有名な桂浜、「フクちゃん」で有名な横山隆一記念まんが館を紹介しつつも、高知県民の素直で本音を隠せない高知県民の魅力に触れました。両県出身の声優・下田麻美さんと島本須美さんも応援に駆けつけ即興でアフレコをしていただきました。
まんが王国土佐のHP(外部サイト)
【「まんがによる地域活性化」】
高知県・鳥取県の両知事に加え、海洋堂宮脇修一社長、水木しげる記念館庄司行男館長、漫画家里中満智子先生をお迎えし、地域における漫画の可能性をディスカッション。「22年前から『まんが甲子園』をスタート、行政が漫画と正面から取組んだ最初の事例では(高知県・尾﨑知事)」「昨年は境線の妖怪列車に乗るために、香港から3千人が来た。世界中から人を呼び込み狙うは世界征服(鳥取県・平井知事)」とその成果をアピール。「もともとは地元の人に知ってもらうために20年前にはじめた水木しげるロードの取り組みも今では年間約300万人が訪れる一大観光地になった」(水木しげる記念館・庄司行男館長)「キャッチコピーは、『わざわざいこう海洋堂ホビー館』まんが文化はまだまだ伸びしろがある。山奥の廃校を使ったミュージアムでも年間20万人以上集まる」(海洋堂宮脇修一社長)と取り組みを実感していた。さらに里中先生は「一昔前まではまんがは悪として扱われていました。まんがを文化として根付かせたい。」と心意気を語っていただきました。そしてマンガサミットの取り組みにも触れ「まんがは世界中から観光の呼び込みのきっかけとなりうる」と、漫画のもつ可能性を示唆しました。
声優トークステージ(1回目)
両県にゆかりのある人気声優・明坂聡美さん、沖佳苗さん、近藤孝行さん、若林直美さんによるトークセッション。「小さい頃は、山の野イチゴを食べていた(高知県出身の沖さん)」「コンビニには車で行っていた(鳥取県出身の若林さん)」とローカル自慢(?!)を繰り広げました。また話はご当地キャラクター自慢にも及び、両県のイメージキャラクターだけでなく鳥取県米子で生まれたヒーロー「ネギマン」や高知名産のカツオをモチーフにした「カツオ人間」にも言及。「私が声優をしたい!」とアピールする場面も
声優トークステージ(2回目)
高知県・鳥取県出身の声優、島本須美さん、下田麻美さん、沖佳苗さん、近藤孝行さん、若林直美さんによるトークセッション。声優になったきっかけの他に、熱い「声優論」で盛り上がりました。また下田さんは、岩手県の「じぇじぇ」に対抗し、鳥取県の挨拶を「げげげ」にしたいとアピール。同じく鳥取県出身の近藤さん・若林さんと共に、トークセッション中何度も口にしました。
【ご当地アイドルパフォーマンス】
高知県からは、ご当地アイドルの「土佐おもてなし勤王党」と「はちきんガールズ」が、鳥取県からは女性2人組のご当地アイドル「チェリップ」とまんが王国とっとりPRキャラバン隊の「バードプリンセス」が歌やダンスのパフォーマンスを披露。「はちきんガールズ」は、高知県の名産「生姜」をモチーフにした歌で地元をアピール、また昨年、鳥取で行われた国際まんが博を機にデビューした「チェリップ」は秋葉原でも人気で、声援に笑顔で応えました。