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2019年09月03日
データ(速報)から見た考古学フォーラム

 9月1日(日)の考古学フォーラムには394人の事前申込がありました。
 開催地の鳥取県東部(因幡)はもとより、中西部(伯耆)から90人、兵庫県(但馬)や島根県(出雲)、広島県(安芸)をはじめ中国地方など県外からも50人の申込みでした。

 また、4人に1人、90人が山城ガールで、中高生もありました。
当日申込みも38人あり、当日参加者は403人となり、小ホールは多くの戦国、山城、地域史ファン、そして歴女で埋め尽くされました。多くの一般の方に混じって、各地域から研究者の方も来られていました。

 参加者にはアンケートにご協力をお願いし、156人(回収率39%)からご回答をいただきました。
 その中から、いくつかご紹介します。
〇年代別
 10代から70代以上まで幅広い年齢層でした。
 10代が2、20代が4、30代が12、40代が17、50代が25、60代が48、70代以上が48で右肩上がりでした。
 まとめると、60歳未満の現役世代が38%、60歳以上のシニア世代が62%でした。
〇当センターへの来所、催しなどへの参加
 当センターの催しなどに参加されたことのある方は81人、52%でした。
 当センターに来所されたことがある方は69人、44%でした。

〇ホームページの閲覧
 よく閲覧するが5、たまに閲覧するが43で、31%の方が当センターのホームページをご覧いただいています。
 フェイスブックは、よく閲覧するが1、たまに閲覧するが23で、15%の方がフェイスブックを閲覧になっています。

〇エコバックプレゼントの申込み
 44人からお申込みいただきました。
 厳正な抽選を行い、20人の方を当選者とさせていただきました。
 近日中に、ホームページで当選者のニックネーム等をお知らせします。

 フォーラムの翌2日から当センターで企画展「中国地方の中世城館」を開催しています。
 フォーラムをご覧になった方々が早速、朝いちばんからお出でになり、岡山県の南山城跡の発掘調査の概要や兵庫県の此隅山城山麓の宮内堀脇遺跡の発掘調査の概要について、当センター職員から概要を説明させていただきました。この日はあいにくの雨模様の月曜日でしたが、7人のご来館がありました。

 フォーラム当日にロビー展示していた関連パネルも、一部改良して当センター展示室で展示しています。
 また、当日資料の残部もお持ち帰りいただけるよう備え置くようにしました。
 当日、他の御用があってフォーラムにお出でいただけなかった方、企画展と併せてご来館ください。

○フォーラム当日展示パネル

 

○リンク>>>企画展「中国地方の中世城館」

 

 

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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