昨日午前中、賀露の小型底びき網漁船を用船して調査している際に、無線で賀露船2隻がソデイカ(あかいか)をそれぞれ4尾以上釣っている話がありました。また、昨日の午後のキジハタ放流では、夏泊の小型定置網でサワラが200箱程度揚がっており、今年生まれの尾叉長30cm程度の魚もあるとの情報をいただいたこともあり、市場調査を行いました。
行ってみると前日の市場休み明けということもあり、ヒラメ等の活魚が多く、事前情報以上に良い調査となりました。
ちなみに測定は、マダイ、サワラ、ヒラメ、ソデイカで時間オーバー。特に今年は来遊が遅れているサワラの当歳魚が確認できてよかったです。
ソデイカを撮影している時間がなかったですが、サイズは胴長48-65cmでした。
ケンサキイカ(白いか)は、1本入の大型個体は見られなくなり、2-3段サイズが主体となっています。
一部、ブドウイカ(ケンサキイカの季節型)が混じってそうな感じでした。
【おまけ】
夏泊、泊の小型定置網で「のまれ」という地方名が出ており、何かと気になっていましたが、答えはウスバハギでした。ちなみに鳥取ではウスバハギを「うちわ」という地域名の方がメジャーです。