前日の泊、夏泊の小型定置網でサワラがまとまって漁獲されたとのことで市場調査を行いました。
サワラは1kgあるかないかのサイズが主体(泊の定置網で日本海箱6本入が約80箱)ですが、2kgを超す個体も揚がっていました(泊の定置網でサワラ箱4本入が約50箱)。ちなみに、尾叉長55-76cmのほぼ1歳魚のような感じでした(一部2歳魚あり)。
同じく定置網のマアジは、豆(尾叉長10cm程度)、小(尾叉長14cm程度)銘柄の小型魚が主体でした。
豆銘柄の中に、シイラの稚魚が混じっていました。
そのほかは、ケンサキイカ(白いか)が主体で、特に夏泊~泊の水揚げが好調でした。ちなみに、4段等を数箱見ましたが、まだブドウイカ(ケンサキイカの季節型)は混じってなさそうな感じでした。
一本釣では、ヒラメ、キジハタ(あこう)等、潜水では、サザエ、イガイ等が揚がっていました。
【おまけ】海上調査時に見つけた南方系生物
ソデイカの試験操業の際に、シイラと一緒に泳いでいたアミモンガラと、隠岐東方海域で船に飛んできたアカギカメムシ(すごい色でした)。