1人市場調査の機動力を活かし、賀露、淀江で市場調査を行いました。
淀江ではサワラを測定しました。当歳魚のサゴシをかわしながら、1歳(尾叉長61-73cm)~3歳(尾叉長90cm)を漁獲していました。エサは疑似餌からサンマに代わっていました。
サゴシにサンマの尾だけかじられることも多く、エサがたくさんいるとのこと。
淀江での特筆としては、小型定置網に大型(1m超)のシイラが入網していました。どうも沖合から沿岸域に上潮が流れた感じです。
賀露ではヒラメ、ソデイカ、ウマヅラハギを測定しました。
漁獲物は釣り主体でした。気になるソデイカ(赤いか)が、多い船で4尾と苦戦していました。
しかも小型サイズが見られないとあり、今後も厳しそうな感じです。
また、ケンサキイカ(白いか)が全く出荷されていませんでした。遊漁の情報でも、釣れていないようでケンサキイカはほぼ終了し、ブドウイカ(ケンサキイカの季節型:秋いか)の来遊待ちといった感じです。
赤いか漁の合間の曳縄釣でヨコワ(クロマグロの若魚)が1尾揚がっていました。
ウマヅラハギ(ちゅーかー)は潮通しが良かったのか、多い船は30箱以上の水揚げをしていました。
潜水では、アワビ、サザエの水揚げがありました。