出張展示を開催しています。

東部庁舎ロビー展示について

 令和2年4月16日から鳥取県東部庁舎1階ロビーにおいて、「地下に眠っていたお宝~鳥取西道路の遺跡~」を開催しています。

 今回の展示は、鳥取西道路開通1周年記念として、鳥取西道路の建設に伴い発掘調査された、西は青谷横木遺跡から東は本高弓ノ木遺跡までの12遺跡をパネルで紹介しています。紹介している遺跡の中でも松原田中遺跡では日本で最長の長さ7.3メートルの地中梁が出土しており、当時の建築技術の高さがうかがえます。この地中梁とは地下に埋められ、軟弱地盤に柱をたてるためのもので、環境に負けない当時の人々の知恵がわかる逸品です。

 また、遺跡の紹介だけでなく、現在行っている鳥取西道路の調査で出てきた多量の木製品の調査研究事業についても紹介しています。全国的に注目される発見が相次いだ鳥取西道路の発掘調査、全34遺跡の中から選りすぐりの12遺跡の情報を展示しています。

 展示期間は5月29日(金)までを予定しています。新型コロナウイルス感染拡大防止対策で当センターは現在閉館していますが、東部庁舎の近くにおいでの際は、ロビー展示をご覧いただければと思います。

 

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


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