近年は、台風や集中豪雨などにより、全国各地で土砂災害や水害が発生し、多くの被害が発生しています。
このため、日野振興センターでは、昨年度から日野県土整備局の職員が「ひの防災レンジャー」として防災教育を行っています。
6月15日(月)には、令和2年度の第1回目として江府中学校に出向き、全校生徒約40名が防災教育に参加しました。
まず、土砂災害やハザードマップ、5段階の警戒レベルについて説明。
熱心に説明を聞く生徒たち
続いて、クイズ、質疑応答、土石流模型による実験、ドローンを飛ばして調査実演を行い、防災について高い意識を持つことの重要性などを伝えました。
クイズの様子
多くの生徒がクイズに正解、土石流模型実験やドローン飛行調査実演にも積極的に参加しました。
土石流模型実験
ドローン飛行調査実演
質疑応答では、「家族がバラバラなときに災害が起きて、住んでいる家も被災したらどうすればよいですか。」などの質問も出るなど、盛り上がりました。
質疑応答の様子
生徒の代表が、「土砂災害警戒情報や警戒レベル等の情報を確認したり、事前にハザードマップで安全なところを確認したりして、災害発生時には安全に避難したいと思いました。」と感想を述べ、生徒たちの防災への意識・関心の高さが感じられる機会となりました。
生徒代表によるあいさつ
「ひの防災レンジャー」は、小学校、中学校、地区の集まりなど、より多くの出前説明会を実施したいと考えていますので、どうぞお気軽に日野振興センター県土整備局までご連絡ください。
日野振興局 2020/06/25