鳥取県ゆかりの皆さま
残暑お見舞い申し上げます。
このメールは、当県が中京圏において、代々お世話になっている皆さまに
送らせていただいております。
暑くて「えらい」ですね。この「えらい」は鳥取県でも愛知県でも共通の方言で関西の「しんどい」と同じ意味です。これは実話なのですが、もう30年ほど前、ある研修で一緒になった愛知県職員が奈良県職員に「えらそうにしてるけど、大丈夫か?」と尋ねたところ、奈良県職員は押し黙ってしまって暫く悩んでいたとのこと。この場合、奈良県職員は標準語の「偉(えら)ぶっている」という意味に受け取ってしまったのですね。
鳥取県は、初代鳥取藩主池田光仲が池田恒興そして徳川家康の曽孫、最後の藩主池田慶徳が水戸徳川家からの養子であるなど徳川家とは繋がりが深いようです。豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台は鳥取城であり、織田信長と池田恒興が乳兄弟でもあります。そんなことが類似した方言をもっている背景にあるのかもしれません。
そういえば、先日、名古屋三越栄店で丸福珈琲店をみつけました。創業者は鳥取県出身で以前は鳥取市内にも店舗を構えていらっしゃいました。調べると現在では全国各都市にあるようです。タカシマヤゲートタワーモールにもあります。鳥取のコーヒーの話題はスタバだけではないのです。昭和9年創業の老舗の味をゆっくりお楽しみください。