日南町の旧日野上小学校の校庭に立つ大銀杏。
樹齢は約100年。
卒業生や地元の方にとって、思い出の木です。
雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられたことから人気が高まり、葉が黄色く染まり見頃となった11月中旬には、1週間で県内外から7,000人もの方が訪れました。
100年前から、この地で子供たちや地域の方を見守ってきた大銀杏。
語らったり、
撮影したり。
思い思いの楽しみ方。
小春日和、青空と黄色のコントラスト。
枝の影も楽しい。
期間限定で、日南町のフルーツや野菜を使ったジェラートも。
銀杏の葉っぱを象ったクッキーを添えて。
ジェラートに使われている林檎(王林)は林さん(日南町阿毘縁 左)、トマトは栩木さん(日南町神福 右)が生産しました。
「大銀杏を見ながら味わうジェラートは格別です。」
「作った林檎やトマトで地域に貢献できて、嬉しく思います。」
*栩木ファームについては、こちらをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/994430.htm
寄木細工の名手、白谷工房の中村代表(日南町福塚)の姿も。
「大銀杏の下に、いろいろな方が自然と集まって来て、賑やかな雰囲気です。」
*白谷工房については、こちらをご覧ください。
https://shiroitani-koubou.com/
この地に尋常高等小学校が開校したのは大正3年。
子供たちが大人になって世代が代わっていく様や時代の移り変わりを、1世紀に渡り大銀杏は見守ってきました。
流れの早い現代ですが、大銀杏は普遍性を象徴するかのように、この地に立ち続けています。
日野振興局 2020/11/24