試験シーズン到来~。 木造建築科の生徒は修了を控えたこの時期、建築大工としての国家検定を受験します。木造建築科では更に訓練成果を評価する技能照査に臨みます。
今回は、1月27日に当校で行われた建築大工検定3級技能試験と、2月10日の技能照査実技試験の様子をお伝えしまっす!。
まずは建築大工検定3級技能試験の模様から。この検定は技能検定と呼ばれる国家検定で、それぞれ職種ごとに試験が分かれ、合格すると各級の技能士となります。木造建築科では3級取得を目標に練習をがんばってきました。
[ 1月27日 ] 建築大工検定3級技能試験
試験は規定時間内に課題を製作し、大工としての技能を評価する技能試験と学科試験があります。当日は1級の技能試験も併せて実施されました。1級の受験者は現役の大工さんがほとんどで、さすが動きが違います。
評価は職人としてのスキルの他、作業中の安全管理や作業態度なども常にチェックされています。
生徒もこの日はとても真剣な様子で取り組んでいました。 みんな成長したね~。
見ているほうはドキドキしましたが、課題は全員時間内に完成させることができました。
ぜひ良い結果が出ますように! 全員の合格を祈ってま~す。
次に紹介するのは技能照査実技試験です。
技能照査とは1年間学んだ成果を確認する為のもので、学科と実技試験があり、合格すると技能士補と呼ばれる資格が授与されます。 ちなみにこの試験は修了試験も兼ねています。実技試験合格には、早く正確な作業が必須です。まずは練習に取り組む生徒の様子から.. 。
図面を見ながらせっせと墨入
制限時間は絶対厳守!
脇目も振らず材料加工
..そして、本番当日。
[ 2月10日 ] 技能照査実技試験
練習通り作業は進みます。
作業の音だけが響きます。
そして、時間は刻々と進み。
全員無事完成しました。結果は後日知らされるそうです。お疲れ様――っ。
今年度の生徒も、3月の修了に向けてラストスパート! ちなみに、木造建築科の生徒は全員就職が内定しております。 あとは今回の技能照査に合格するのみですっ。
最後までみんな元気にガンバレ~。