鳥取県ゆかりの皆さま
このメールは、当県が中京圏において、代々お世話になっている皆さまに送らせていただいております。
総務省の家計調査の結果を分析した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2018年(平成30年)~2020年(令和2年)平均)」によると、鳥取市におけるワインの1世帯あたり年間支出金額と購入数量はいずれも全国最下位です。しかしながら、1944年創業の北条ワインをはじめ、近年は鳥取市(国府町)のトットワインや倉吉市の倉吉ワインなどもでき、鳥取県内のワインづくりは活気づいています。
日本酒(清酒)については、金額も数量も秋田市がダントツの1位。鳥取市(36位)の約2倍です。鳥取県には、かつて強力(ごうりき)という独自の酒米があり、これを関係者の熱意によって復活させたのが平成2年。昨年が復活30周年でした。いまでは県内の複数の酒蔵が強力を使った日本酒をつくっています。平成の初め頃と比べて、いまでは酒蔵の数はほぼ半減してしまいましたが、地元ならではの酒米を使った地酒へのこだわりや酒づくりへの情熱は変わっていません。
他の酒類では、ビールは北海道がトップ(鳥取市は量が41位、額が42位)、ウイスキーは青森県がトップ(鳥取市は量も額も21位)など。鳥取県内では、ビール(倉吉ビール等)やウイスキー(松井酒造)についても、地元でつくる動きが盛んになってきています。
(参考URL)
総務省家計調査
とっとりの酒