2022年10月26日
鳥取県にある国立公園大山では、今季の初冠雪が10月25日に確認されました。冬がすぐそこまで近づいているのを実感します。
さて、私は山に出かけた後には、服についた虫を払うようにしています。今までマダニやヒルがついていたことがあるため特に注意しています。今回は、服についていた白いモップのような虫を紹介します。
見たこともない白い糸が、服についていたので手で払いました。この写真は地面に落ちた後に撮ったものです。この白い物体が地面で動き出したので、とても驚きました。 この正体は、テントウムシ科のコクロヒメテントウの幼虫です。白いモップのようなものは、ロウ状の物質です。コナカイガラムシのような姿をしていますが、アブラムシを捕食します。
調べてみると、今回は害のない虫だったので安心しました。
<主な参考文献> ・原色日本甲虫図鑑 (3) 黒澤良彦、久松定成、佐々治寛之/著 保育社 昭和60年 ・カイガラムシ おもしろ生態とかしこい防ぎ方 伊澤宏毅/著 農山漁村文化協会 2006年
中部総合事務所環境建築局 2022/10/26 in 県立自然公園
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