2023年1月25日
山に出かけるとよく見かける常緑低木のヤツデという植物があります。手のひらのような形の大型の葉が特徴です。 葉が8つに裂けているからヤツデなのか疑問に感じていました。そこで、倉吉市や湯梨浜町でヤツデを観察してみました。葉がいくつに裂けているか数えてみると、9つに裂けていることが多いことが分かりました。 漢字で書くと「八手」。この「八」は、沢山裂けているという意味で、実際は7,9、11に裂けていることが多いです。 身近な植物でも、疑問に感じたことを観察すると新たな発見があります。
1月のヤツデには、花が咲き終わった後の果実が観察できます。 <主な参考文献> ・樹木 見分けのポイント図鑑 林弥栄/著 講談社 2003年 ・木の名前―由来がわかる花木・庭木・街路樹445種 岡部誠/著 婦人生活社 2001年 ・原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木 濱野周泰/著 柏書房 2005年 ・山渓カラー名鑑 日本の樹木 林弥栄/著 山と渓谷社 2011年
中部総合事務所環境建築局 2023/01/25 in 植物
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