2022年12月23日
前回に引き続き、オニグルミの話題です。 河口にたどり着いたオニグルミの実は、その後どんな運命をたどるのか観察しました。 河口にいたハシボソガラスが、オニグルミの実をくちばしにくわえていました。行動をよく観察すると、上空に飛んでくわえていた実を落とし、地面に降りてまた実をくわえて上空に飛んでというように、地面に何度も落として実を割ろうとしていました。別の日には、道路に実を置いてそこを通った車が実をひいた後、割れたものを食べていました。
河口近くの道路には、割れた殻が落ちています。 河口にたどり着いたオニグルミの実は、人間が拾って食べることもありますが、ハシボソガラスの餌にもなっていることが分かりました。硬い殻を割るために、ハシボソガラスはいろいろ工夫していて感心しました。 自然観察をすることで、自然の不思議を解き明かすことができて面白いです。次は何の観察をしようかと考えるとわくわくします。
中部総合事務所環境建築局 2022/12/23 in 野鳥
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