既にマスコミ報道がされておりますが、12月5日~14日の間、当院の救命救急センターが消防署からの指示要請(救急救命士が医師の指示を受けて行う特定行為に必要となる指示の要請)に応じておりませんでした。
(この間においても、救急車の受入れは通常通り行っておりました。)
患者を搬送する際に救急救命士が行う患者への処置の手順を定めるプロトコル(手順書)について、関係者と当院救急医の意見の喰い違いが原因でしたが、指示要請への不応需は大変不適切な行動であり、県民の皆様、消防関係者の皆様には、ご心配、ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
現在、継続して通常どおり救急車を受け入れ、12月15日以降指示要請にも応じておりますが、二度とこのような事態が発生しないようにするとともに、消防署との連携を深めてまいります。
令和5年12月28日
病院長 廣岡保明