2024年7月24日
二十四節気の1つ大暑(たいしょ)の頃となり、夏の暑さが続いています。アブラゼミの鳴き声を聞くと、本格的な夏の到来を感じます。 さて、琴浦町の山間部でモリアオガエルの卵を見つけました。
モリアオガエルは、木の上に白い泡状の卵を産むことで有名で、発達した吸盤を持っていて上手に木に登る日本固有種のカエルです。卵の下には、山から流れてきた水で水たまりが出来ていて、ふ化した幼生が泳いでいました。
これから約1か月かけて幼生は大きくなっていき、後ろあしと前あしが出て、尾が短くなって成体になっていきます。卵から無事にふ化しても、大きくなるまでの間には試練が待ち受けています。水たまりが乾かないか、天敵のイモリに食べられないかなど、成体になるまでに命がけの生活が続きます。
主な参考文献 ・両生類の進化 松井正文/著 東京大学出版会 1996年 ・新版両生類・はちゅう類 小学館 2004年
中部総合事務所環境建築局 2024/07/24 in 国立公園
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