鳥取県立産業人材育成センターでは、訓練生たちが社会で活躍するために役立つよう様々な講座を開催しています。
コミュニケーション能力をはじめとした対人能力は、企業側が採用時の選考で重視するポイントとなっています。
鳥取県立産業人材育成センターでは、訓練の中で専門の先生を招いて、全4回のコミュニケーション講座を設けています。
今回は、本年度3回目のコミュニケーション講座の状況を紹介します。
今回はグループ討議による実践講座を行いました。訓練生たちをいくつかのグループに分け、それぞれに異なるテーマを設けました。「良い企業とはどんな企業か?」、「残業を減らす対策は何か?」等の複数のテーマを設け、訓練生たちはそれぞれのテーマについてグループディスカッションを行いました。
このディスカッションを通じて、訓練生たちは自分たちの意見を他のメンバーと共有し、他の視点から問題を見ることで新たな視野を得ることができました。また、先生からは、グループ内での効果的なコミュニケーションの取り方や、意見をまとめ上げる方法など、実践的なアドバイスをいただきました。
今回の講座は、訓練生たちが自分たちの考えを形にするための一助となり、また、他の人の意見を理解し、尊重するための大切な経験となりました。
先生から討議における注意点を学んでいます。
与えらえたテーマを元に、グループディカッションをしています。