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とっとりデジタルコレクション

青谷横木遺跡(あおやよこぎいせき)出土墨書土器(ぼくしょどき)の写真をとっとりデジタルコレクションで公開しました。

 令和6年8月23日からとっとりデジタルコレクションで、青谷横木遺跡(鳥取市青谷町)から出土した古代の墨書土器22点の写真と図を公開しています。

 公開した資料の中には、器の底部外面に「印益人」と墨で書かれた須恵器(すえき)があります(下の写真と図)。印は印鑑、「益」は「鑰(かぎ)」(鍵のこと)の異字体「鎰」から金偏を省いた略字とみて、印と鑰(かぎ)を携えた人物の存在が想定されます。このことから遺跡周辺に「鑰(かぎ)」で管理された税稲を管理する正倉(しょうそう)が存在したことが指摘される重要な遺物です。ぜひご覧ください。

 とっとりデジタルコレクションホームページで、検索ワード「青谷横木遺跡」と入力して、埋蔵文化財センターにチェックを入れて検索してみてください。

 今後も青谷横木遺跡等から出土した重要な遺物の写真等を公開しますので、お見逃しなく!

 「あおや かみじろう」のイラストをクリックしていただくと、とっとりデジタルコレクションのページにジャンプします。⇒あおや かみじろう

   図

↑クリックしていただくと拡大画像が開きます。


「青谷横木遺跡」出土木簡の写真をとっとりデジタルコレクションで公開しました。

 令和6年7月22日からとっとりデジタルコレクションで、青谷横木遺跡(鳥取市青谷町)から出土した古代の木簡46点の写真と図を公開しています。すでに公開している木簡29点と合せて、発掘調査報告書に掲載している全ての木簡の公開となります。

 西暦947年を示す「天慶(てんぎょう)十年」と記された57号木簡(写真右)や、青谷横木遺跡の遺跡名となった小字名「横木」が平安時代まで遡る可能性を示す56号木簡(写真左)などの重要な資料もありますので、ぜひご覧ください。

 とっとりデジタルコレクションホームページで、検索ワード「青谷横木遺跡」または「木簡」と入力して、埋蔵文化財センターにチェックを入れて検索してみてください。

今後も青谷横木遺跡等から出土した重要な遺物の写真等を公開しますので、お見逃しなく! 

 「あおや かみじろう」のイラストをクリックしていただくと、とっとりデジタルコレクションのページにジャンプします。⇒あおや かみじろう

56号木簡56木簡釈文57木簡57木簡釈文

56号木簡          57号木簡


青谷横木遺跡出土『女子群像』板絵等の写真をとっとりデジタルコレクションで公開しました

 令和6年6月6日からとっとりデジタルコレクションで、青谷横木遺跡(鳥取市青谷町)で出土した古代の『女子群像』板絵と木簡29点の写真と図を公開しています。古代の『女子群像』としては、国内では国宝「高松塚古墳壁画」(奈良県、7世紀末~8世紀初頭)に次いで2例目の出土です。板に墨で描いた『女子群像』の出土は全国初の出土となる重要な資料です。

 とっとりデジタルコレクションホームページで、検索ワード「青谷横木遺跡」を入力して、埋蔵文化財センターにチェックを入れて検索してみてください。

今後も青谷横木遺跡等から出土した重要な遺物の写真等を公開しますので、お見逃しなく! 

 「あおやかみじろう」のイラストをクリックしていただくと、とっとりデジタルコレクションホームページにジャンプします。

クリックあおやかみじろう

 検索画面

図1 とっとりデジタルコレクションホーム画面

検索語の画面

図2 検索結果画面


『とっとりデジタルコレクション』公開が始まりました!

 鳥取県立図書館を中心に、鳥取県立公文書館、鳥取県立博物館、鳥取県埋蔵文化財センターの4館所が共同で運営する『とっとりデジタルコレクション』の公開が、3月1日から始まりました。

 4館が所蔵するデジタル資料を、インターネット上で閲覧することができます。インターネットにつながるパソコン、タブレット、スマートフォンがあれば「誰でも、いつでも、どこでも」画像と関連情報にアクセスできます。また、鳥取県にまつわる資料を横断的に検索できますので、様々な場面で活用していただけます。

 

 → とっとりデジタルコレクション

 

 当センターでは、所蔵する発掘調査出土品について、画像と関連情報を掲載しています。画像がないものが多いのですが、順次追加していきますのでお楽しみに。

[令和3年3月6日掲載]

  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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