防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2024年10月24日

有毒植物

 二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ霜降(そうこう)の頃になり、暦の上では霜の降り始める頃となりました。今年は比較的暖かい秋になっています。

 秋になると、様々な植物の果実が目につきます。

ヨウシュヤマゴボウ

 これは、ヨウシュヤマゴボウの果実です。和名は「洋種山牛蒡」と書き、北アメリカ原産で明治時代初めに渡来した帰化植物です。高さは1~2mあり、茎が赤くよく目立ち、花序が垂れ下がっているのが特徴です。

見た目はブドウの実のように見えますが、有毒植物なので注意が必要です。

 

 主な参考文献
・原色日本植物図鑑 草本編2 北村四郎、村田源/著 保育社 1956年
・原色日本帰化植物図鑑 長田武正/著 保育社 1976年
・フィードベスト図鑑16日本の有毒植物 学研 2012年

 

中部総合事務所環境建築局 2024/10/24 in 植物



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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