2024年9月6日
二十四節気の1つ処暑(しょしょ)を過ぎました。日中は残暑が残りますが、朝夕は涼しさを感じられる季節になりました。 さて、こちらの写真はパトロール中に見かけたカミキリムシです。 日本には、750種以上のカミキリムシがいますが、このカミキリムシは体長が25~35mmでやや大型の種の「ヨコヤマヒゲナガカミキリ」です。この写真は、落ち葉の中を移動している姿です。
ヨコヤマヒゲナガカミキリは、ブナやイヌブナに寄生するカミキリムシで、ブナ林の指標となる昆虫です。鳥取県中部地区のブナ林は国立公園や県立公園に指定されている所が多いですが、このようなカミキリムシがいることは、ブナ林が守られている証しだと感じました。
主な参考文献 ・Theむし昆虫図鑑4200種 田下昌志、丸山潔、降旗進一郎、福本匡志、横山裕之/著 信濃毎日新聞社 2023年 ・学研の図鑑ライブ新版昆虫 学研プラス 2022年 ・日本産カミキリムシ 大林延夫、新里達也/編 東海大学出版会 2007年
中部総合事務所環境建築局 2024/09/06 in 国立公園
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