雪のように真っ白なかに。れっきとした松葉がに(ズワイガニ)です。
12月27日、株式会社境港魚市場より、「昨日水揚げされたカニの中に白い松葉がにがいて、水槽で活かして飼っている」との連絡がありました。松葉がにといえば、鳥取の冬の味覚の王様!本来だったら、非常に高値で取引されるかにですが、魚市さんのご好意により、ただで譲っていただきました。 漁獲したのは田後漁協所属の沖合底びき網漁船、宝生丸。12月24日に日御碕沖水深600mの海の底からやってきたそうです。クリスマスイブの日に現れるなんて、なんてロマンチックなんでしょうね。 このカニは突然変異により色素が形成されないアルビノと呼ばれる個体であると思われます。アルビノ個体はそもそも虚弱体質であるうえ、よく目立つため、敵に狙われやすく、ここまで立派に成長できたのは非常に珍しいことです。「めでたい紅・白松葉がにだ!」
と、水産試験場には報道陣の方々がたくさんやってこられました。 鳥取では、10日ほど前に青色の松葉がにが発見されたばかり!珍しいことは続くものですね!白い松葉がに(甲幅12cm、重さ634g、性別オス)