2004年9月30日

台風の置き土産(ハナオコゼ)

ハナオコゼ

ハナオコゼ

ハナオコゼ 

 台風一過の9月30日、岸壁に流れついたゴミを掃除していた試験船第一鳥取丸の職員が「ハナオコゼ」を捕獲してきました。なんとも愛嬌のある風貌のハナオコゼ。イザリウオの仲間です。胸鰭が手のようになっていて、流れ藻につかまって漂流します。どこから見ても流れ藻そっくりでしょ?気付かずに近づいてきた小魚などを餌として生活しています。この日の収獲はなんと4匹。せっかくなので、境港の水産まつりで展示してもらい、たくさんの人に楽しんでもらおう、と岸壁に即席の生簀を作り、飼育しておくことにしました。
 しかし、数日後、この魚の新たな一面が発覚しました。どう猛で、大食漢。しまいには共食いしてしまったのです。水産まつりも翌々週に延期になったことから、生簀から放流することとしました。今回は写真で、その愛くるしい姿をお楽しみください!

 

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