2008年6月24日
自動車交通の発達で昔からあった峠道はほとんど廃道になりました。三朝町中津と鹿野町河内を結ぶ旧佐谷峠もそのひとつです。中津ダムの工事により自動車道路ができるまで、住民にとってまさに生活に欠かせない道でした。 中津在住の方にお聞きしたところ、「盆暮れの買い物はすべて鹿野だった、子供のころ河内川で泳いだことがある、気高の船磯から天秤棒を担いで魚を売りに来ていた」とのことです。 今では考えられない結びつきがあったようです。
今月初め、休日を利用し山仲間と峠近くのミツガシワ群落の観察を行ないました。その様子をお知らせします。
峠のお地蔵さんも通る人がなくさびしそう。 中津側は草木が茂り通行困難で、通りやすい鹿野側から登りました。
残念ながらミツガシワの花は終わっていました。湿地ですが水が少ないのが気がかりです。
中部にも多くの古い峠道がありました。今どうなっているのか、パトロールのついでに調べてまたお伝えしましょう。(自然保護監視員 浜辺正篤)
中部総合事務所環境建築局 2008/06/24 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥
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