防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2008年6月30日

3種類のツバメ

 庁舎施設にイソヒヨドリが営巣していますし、ハクセキレイも姿を見せます。どこか近くに巣があるのかも知れません。街の中でも多くの鳥が子育て真っ最中です。
 庁舎のすぐ横、竹田橋の上から天神川の川面を見下ろすと、イワツバメがたくさん飛び交っています。河原に下りて橋の裏側を見上げれば、まるでアパートのように並んだ巣を観察できます。
 また、庁舎の壁にもツバメとコシアカツバメの2種の巣を見ることができます。同じ泥をこねて作った巣ですが、それぞれ特徴があります。



「イワツバメ」は腰が白く、尾が短いのが特徴です。壷型の巣を岩壁に作りますが、近年、コンクリートの橋に好んで住み着くようです。
 






 
 「ツバメ」は一般家屋の軒先にお椀型の巣をよく作っていましたが、最近では少なくなりました。ひたいと喉が赤いおなじみのツバメです。







入り口の細い徳利形の巣は,名前のとおり腰の赤い「コシアカツバメ」のもの。胸の周りに褐色のまだら模様があります。コンクリートの建物がお好みです。







  秋になり肌寒さを感じるようになると、ツバメは越冬のため南方に旅立ちます。 
「南に帰って行く」という言い方がよくなされますが、ツバメの故郷は生まれ育った日本です。
糞が汚いなどと邪魔者扱いせずにあたたかく見守ってやりましょう。(自然保護監視員 浜辺正篤)
 




中部総合事務所環境建築局 2008/06/30 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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