ここ数日、青空が多く見られる鳥取砂丘。
晴れの天気が続き、強い風が吹いた日には、ついついこれを探しに出掛けたくなるもの♪
「風紋」です。
こちら馬の背を駆け上がるバージョン。
そして、こんなところにも。
写真では分かりにくいかもしれませんが、これは実はオアシスの水の中。
地表にできる砂紋を「風紋」、海底にできる砂紋を「波跡(なみあと)」、「砂漣(すなさざなみ)」と呼ぶようですが、オアシスにできる砂紋は果たして何と呼べばよいのでしょうか・・・??悩み中です。
そして、みなさんご注目。
巻尺をあて、目盛りを見ると波長が7cm、14cm、21cm、28cmと見事な7cm間隔!!
まるで計算されたかのようなこの正確さ。風の計算!?
驚きました。
砂粒の大きさや風速などによっても異なりますが、風紋の波長は3~15cm、波高は数mm~1cmが多く見られるようです。
波長が均一だからこそ、風の彫刻「風紋」は美しく見えるのでしょうね。
鳥取砂丘へお越しの際は、ぜひ地面にご注目!!
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/01/30