昨日2月4日は暦の上では「立春」、春のはじまりです。
が、ここ数日の鳥取砂丘と言えば、真冬にあともどり。連日雪の降る天気が続いています。
春の気配を感じるにはもう少し時間がかかりそうな・・・
そんなうっすらと雪をかぶった今日の鳥取砂丘の風景です。
まずは、砂丘から眺める日本海。
今日の鳥取県内には波浪注意報が発表されていました。
この白波、到底春の気配は感じられません。
なみなみと水を蓄えているオアシスのそばでは
雪をかぶりながらも寒さに耐えるハマニガナ。
もうあと3ヵ月ほどの辛抱、春には鮮やかな黄色の花を咲かせてくれるはずです。
そして、砂丘入口階段から東側へ少し歩いた林の中では
水仙が花を咲かせていました。
他の植物が寒さに耐えながら、じっと春を待っている中でのこの姿。一段と目を引きます。
今日の鳥取砂丘ではこんな「立春も過ぎたのに・・・」という景色が広がっていました。
「マフラーと手袋はいつになったらはずせるのかなぁ・・・」と寒さには強いわたしでもついつい考えてしまうのでありました。(笑)
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/05