今、鳥取砂丘で何が起こっているかをお届けする「鳥取砂丘 NOW!」
第1弾は砂丘に住む動物達にスポットを当てて、お送りしたいと思います☆
と、その前に。
9月に入ってからの砂丘の雰囲気を一言で言うと・・・「若いっ!!」
世間では夏休みも終わり、仕事も再開。気を引き締めてまた頑張ろうー!という中、まだ9月いっぱいも夏休みの大学生さんのグループが砂丘を訪れてくれています。皆さん元気いっぱいです。
これ全部大学生さんです。
砂丘を見渡す限り大学生ばかり!という時も少なくありません。
では余談はこれくらいにしといて、本題に入ります。
8/25のレンジャー日記にも登場した自然公園財団のジロケン先生と一緒に砂丘で動物達の今を追ってきました。
まずはカワラハンミョウのカップルを発見!
細く長~い足で砂の上をスイスイと素早く動く姿からついたあだ名は「砂丘の忍者」。
でも、メスがオスの上に乗っていると動きは鈍くなるんじゃない?と思っていたのですが、私が甘かった!その動きに鈍さはなしっ!すみません、恐れ入りました。
カワラハンミョウのカップルを初めて見ることができて興奮しながら、次のスポットへ。
砂が崖のようになっている砂塚を通り過ぎようとした時、「ちょっと待ったーー!」とジロケン先生の声。
「え、何かいるんですか?何も見えませんが・・・。」
初心者の私は何も分からず、ジロケン先生に教えてもらいました。
皆さん、この崖にポツポツと穴が開いているのが分かりますか?これがハマスズの巣穴です。
顔を出してくれる時があるということで、じっーと待ってみましたが、この日はハマスズの姿を見ることができませんでした。お出かけ中だったのかな?
しかし、耳を澄ましてみると「ジージー」という声が聞こえました!ん?耳鳴り?と思うようなかすかな音ですが、鳴き声を聞くことができましたよ☆
何か動物が砂の中を通った跡をいくつも発見しました。
←こちらにも。
どんどん進んで行って第一砂丘列付近の海岸近くまで行くと、なにやら深い穴を発見。
ずっーと掘っていくと、この穴の持ち主さんと遭遇!
スナガニです★
ジロケン先生と歩くと、普段は全然気付かない発見がたくさんありました!
皆さんも足下を気にしながら、目を凝らしながら砂丘を歩いてみて下さい。きっと新しい発見に出会えますよ!
砂丘事務所 2010/09/10