平成22年12月4日(土)、日南町の旧大宮小学校で
ミニ「たたら」の実演が行われました。
大宮まちづくり協議会の主催で、
日南たたら研究会 山本裕二さんの指導の下に実施されたもの。
当日は、地域の方々、伯耆国たたら顕彰会のメンバー、
鳥取大学産学・地域連携機構など多彩な面々が集い、賑やかな催しとなりました。
1.朝9時に火入れ。 2.砂鉄16キロ、炭約30キロを交互に投入。
3.炉の温度がどんどん上がっていきます。
4.炉を冷やす
5.午後3時過ぎ、約6キロのケラ(鋼のもと)が姿を現わす!
歩留まりは3割7部5厘(砂鉄投入量16キロに対し、製造されたケラ6キロの比率)。
山本村下(むらげ)から上々とのお墨付きを頂き、皆うれしそう。
たたらの炉が解体され、水で冷やされた後、どっしりとしたケラが姿を現すと、
大きな歓声が上がり、一同、科学の神秘に酔いしれました。。。。。。。
※「歩留まり」とは・・・・・・製造において
「原料の投入量から期待される
生産量に対して、実際に得られた製品生産数(量)比率」のこと
たたらのことで、もっと詳しいことが知りたい方は
たたら顕彰会HP
日野振興局 2010/12/07