彩りが少なくなる季節。江府町の道路脇で黄色に色づく「キカラスウリ」を見つけました。
名前の由来として、「瓜のような実をつけるが、役に立たないから名前にカラスがつけられている。」、「カラスが好きな瓜だから。」、など…。さまざまな説があるようです。
名前の由来は本当なのでしょうか?その真相は??
「役に立たない」と言われていますが、果実の部分はお漬物、根っこのデンプンは漢方薬として利用されているとか。実際はとても人の役に立ってくれる植物のようです。
「カラスが好きなキカラスウリ」はどうでしょう?シワシワになったキカラスウリをよく見かけるので、カラスの好物かどうかは疑問です。本当のところはカラスに聞いてみないとわかりませんが…。
キカラスウリ【ウリ科カラスウリ属】
日本全土に分布している。多年草、雌雄異株。花期は8~9月。白い花
を咲かせる。果実は10cmほどになる。写真は12月3日現在。
日野振興センター 2010/12/16