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平成24年6月27日午前11時
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「しぜんの宝箱」自然保護監視員だより

    清らかな水、深い緑、露に輝く花々…。鳥取県日野郡の自然はまるで宝箱のようです。
 ここには、大山隠岐国立公園、比婆道後帝釈国定公園、奥日野県立自然公園、神戸上県自然環境保全地域があり、とても自然豊かな地域です。また、サクラソウやブッポウソウ等、希少な動植物も多く生息しています。
 自然保護監視員の藤原文子が、活動を通して魅力いっぱいの日野郡の自然を楽しく紹介していきます!
  

2010年12月27日

日野郡の冬鳥(マガモ)

 風に乗って年間を通してたくさんの野鳥が鳥取県にやってきます。ここ日野郡にもさまざまな冬鳥(冬に来る渡り鳥)が遠い大陸からやってきています。

 実は野鳥を観察するには、冬はよい季節なんですよ!
 木々は葉を落としているので野鳥を探しやすいですし、身近な川などにもカモの仲間が泳いでおり、簡単に姿を見ることができます。

 今回は、日野郡内でよく見かけるマガモを紹介したいと思います。 

マガモ

 マガモの多くはシベリア南部からやってきます。写真の左側、頭から首にかけて緑色をしているのがオスです。

 鳥の多くはオスのほうが目立つ色をしています。これは繁殖に関係していて、オスはきれいな羽でメスの気を引き、メスは周りの環境に溶け込めるよう地味な色をしています。今は違いがよくわかりますが、カモの仲間は繁殖期を過ぎるとオスもメスみたいな色に変わります。(エクリプス)マガモの場合、くちばしが黄色のままなので、そこでオスを見分けることができます。

 今、鳥類調査をしているとメス1羽に対して4羽ぐらいのオスが取り巻いている光景を目にします。寒い冬の中、マガモの世界ではメスをめぐるあついバトルが繰り広げられているのでしょうか?
 

日野振興センター 2010/12/27

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