だんだんと日野郡も暖かい日が増え、風も春の香りがするようになってきました。日野川の冬鳥たちも餌を食べたり、石の上で日向ぼっこをしていたりと穏やかな様子を見る機会も多くなりました。
今回は、「コガモ」を紹介します。
コガモはカモ目カモ科。湖や河川などで多数飛来し、秋早くから春遅くまで見ることができるの冬鳥です。
大きさはハトより少し大きめで、日本で確認できるカモの仲間ではもっとも小さいものです。
水面から届く範囲の藻や水草などを食べ、夜間に採食することが多いのも特徴です。
チョコマカとよく動き、ピリ、ピリッという高い声で鳴くその姿は、小さくても存在感があり見ているこちらも元気になれるような気がします。
2月下旬~3月にかけてつがいになります。今は仲むつまじい姿を
みることができます。
採餌中のコガモの雄。動きがユーモラスでかわいいです。
日野振興センター 2011/02/25