3月29日(火)日野町公民館主催で春の自然観察会が行われ、講師として参加しました。
今回は「アウトドアに役立つサバイバル術」ということで、「冒険料理をつくる」「冒険者とは生きて帰ること」の2本立てで体験してもらいました。
参加してくれたのは、8名の元気いっぱいの小学生です。
「冒険料理をつくる」は、食べれる山野草と釣りの方法を梅林館長さん。竹食器づくりと薪に火をつける方法、飯ごう炊飯を野外活動のベテランの山吹さんが先生として紹介しました。
食べられる山野草を必死に探したり、なれない手つきで竹を切り、薪ひろいに汗を流す…。みんな初めて経験することばかりで疲れたかもしれませんが、自分達が苦労して昼食を準備した分、味は格別だったのではないでしょうか。
「冒険者とは生きて帰ること」は、もし山で迷子になった時の対処法を私が紹介しました。身体を冷やさないようにする方法の一つとして、ビニール袋に穴を開けたものをかぶってもらいましたが、その後も雨が降ったりして寒かったのでみんなのお気に入りとなり、しばらくゴミ袋をかぶっている子もいました。
時間を若干オーバーしての終了となりましたが、みんな感想はどうだったかな?普段はガスや電気がある便利で心地よい生活をしていますが、本来ご飯一食を食べるにも大変なことをこの機会に知ってもらえたらと思いました。
ツクシやヨモギが生えていました。 自分の食器は自分でつくる!竹を切って食器
つくりを体験。
昼食の準備も頑張りました。 かまどをつくるのって、意外と知らないですよね。
ポイントは空気を入れるです。
日野振興センター 2011/03/31