3月後半になりましたが、山にはまだ雪が残っている日野郡です。そこに花を咲かせて林内を彩りを添えている樹があります。「マンサク」です。
春が近づくといち早く「まず咲く」。花が沢山ついて豊年「満作」。マンサクの名前の由来はそんなところからきているようです。
マンサクはマンサク科マンサク属の落葉小高木です。日野郡で見かけるマンサクはアテツマンサクといって、他のマンサクとはちょっと違う希少なもののようです。環境省の準絶滅危惧にも選ばれています。
詳しくは野の花だよりをご覧ください。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?itemid=330097 花粉を運ぶ虫が少ないため、早春の花は開花期間が長いようです。しばらくは黄色の花が楽しめそうです。
これからたくさんのきれいな花が日野郡でも見ることができるようになりますが、「とっていいのは写真だけ。残していいのは思い出だけ。」の精神で山の植物たちを愛でてくださいね。
黄色い花を見ていると、心も温かくなるようです。花びらがリボンのようです。
日野振興センター 2011/03/22