「ファーストガンダム」のエンディングのセル画、「うる星やつら」の劇場版ポスター、「逮捕しちゃうぞ」の絵コンテ、「地獄少女」のフィギュアやグッズ、「Fate/stay night」の等身大人形など、アニメファンにはたまらない品がずらり。
これらは、平成23年5月28日から日南町美術館で開かれている企画展示「長谷川洋とスタジオディーンの仕事―鳥取県の民話アニメーションづくり」での展示品の一部。
→チラシPDFのダウンロード(312KB)
日南町河上出身の長谷川洋(はせがわひろし)さんは24歳にしてアニメ制作会社「スタジオディーン」を設立。(1975年)
以降、現在までに「勇者ライディーン」「機動戦士ガンダム」「ドラえもん」「うる星やつら」「めぞん一刻」から近年では「るろうに剣心」「ひぐらしのなく頃に」など、誰もが一度は目にしたことがある有名アニメを多数手がけられました。
今回、長谷川さんは、昨年5月に病気で亡くなった妻みち子さんの「故郷の民話をアニメにして子どもたちに見せたい」との思いを継いで、鳥取県西部の民話とみち子さんの故郷山形県鶴岡市の民話のアニメを自費で制作。
会場には、鳥取県西部の民話アニメの原画や絵コンテなどが展示され、アニメ制作過程がわかるビデオ放映もあります。
鳥取県西部の民話アニメは、「藤内ギツネ(米子市)」「大山の烏天狗(大山町)」「光明寺の河童(日野町)」「田植え地蔵(西伯郡)」「龍神淵(日南町)」の5話。
6月28日(火)から会場で上映がはじまります。
会場2階には絵が動き出す仕組みがわかるアニメーションづくり体験コーナーもありますので、大人も子どもも楽しめます。ぜひ、親子でお出かけください。
。。。。ちなみに、30代から40代の人は、ファーストガンダムのアムロ・レイのセル画や長谷川社長秘蔵のガンプラの前で足が止まるそうです。。。。
★民話アニメーションが美術館で公開されるのに先立ち、6月26日(日)に完成記念フォーラムが開かれます。
民話アニメの試写会のあと、長谷川さんはもちろん、あの「にっぽん昔ばなし」を制作された八角監督、増原日南町長、平井鳥取県知事がアニメを通じた地域への思いを語り合います。
時間 平成23年6月26日(日)午前9時から12時まで
場所 日南町総合文化センター「さつきホール」(日南町霞785、日南町役場隣)
内容 ・民話アニメ試写会(9時から10時20分)
・完成式
・完成記念フォーラム
日野振興局 2011/06/16