(「きみは○○をみたか」シリーズ第10弾!
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日南町で車を走らせていると、道路の横に大ぶりの枝を伸ばした巨木を発見!
炎天下に豊かな木陰を作り、私たちを招いていた。
近づいてみると、手作りのブランコとロープがぶらさがっている。
思わず童心に帰り、ロープにつかまりながら木登りに興じた。
でも、なかなか樹の上に登ることは叶わず、根元で徒に戯れるばかりであった。
悔し紛れに「・・・今日はこれぐらいにしてやろう。」とつぶやいた。
そうしてる間に夏休みの子どもたちがやってきた。
ブランコや木登りなど思い思いに遊びはじめた。
やはり、子どもは元気いっぱい。
ブランコをおおきく揺らしながら、歓声をあげて通り過ぎる。
皆の声援を受けて木登りにも挑戦しだした。
巨木は子どもたちを優しく包み込み、皆に笑顔と勇気を与えていた。
その樹を見上げ、私もこう誓うのであった。
「この次はきっと登ってみせる」と。
(by 県民局 林原みのる)
日野振興局 2011/08/18