8月だというのに、秋雨のような天気が続きました。これで少しは涼しくなるのでしょうか…。
さて、今回は鏡ヶ成の湿原で出合った、アカハライモリの紹介です。
大山隠岐国立公園内鏡ヶ成(江府町)には湿原があり、希少な動植物が生息しています。湿原には木道が設置してあり、誰でも散策できるようになっています。
湿原の池にはたくさんのオタマジャクシがいて、それを餌にするアカハライモリの姿も木道から見ることができます。先日、9月に実施する企画の下見にいった際、関係者の方々としばらくアカハライモリを眺めていました。
Aさん「いいなぁ~、環境がよくてお腹が減れば苦労せずにオタマジャクシが食べれて…。」
Bさん「アカハライモリの前をオタマジャクシが悠々と泳いでる…。満たされてるんだね~。」
本人はそんなことはない!と言うかもしれませんが、見てる分にはとってもうらやましいアカハライモリでした。
★びっくり!アカハライモリの話し
お腹が赤い色をしていることから、アカハライモリと名前がついています。日本の固有種です。
自分で尾を切ることができるトカゲは、尾を再生させることができますが、骨までは再生させることはできません。しかし、イモリは尾を切ると完全に骨まで再生し、4つの脚を肩の関節より先で切断しても指先までちゃんと再生することができます。とても再生能力が高い生き物です。
かつて日本では、イモリの黒焼きはほれ薬として有名だったそうです。本当かな??
オタマジャクシ♪がカエルの周りに群がっていました。
オタマジャクシ♪を枕にお昼寝でしょうか?
日野振興センター 2011/08/24