夜になると美しい虫の音色が聞こえ、秋の気配を感じるようになりました。
さて、今回は花の見ごろを迎えているオオハンゴンソウの紹介です。
高さが大きいもので3メートルにもなるオオハンゴンソウ。黄色の花はとても目立ちます。
でも、取り扱いに注意してくださいね。オオハンゴンソウはオオキンケイギクやヌートリアと同じ外来生物法で定められている特定外来生物に指定されています。
オオハンゴンソウは園芸植物として日本に北アメリカから持込まれましたが、野生化して各地の川岸や草原で広がっています。
通称ルドベキアとも呼ばれています。
キク科の多年生草本で、開花期は7~10月。種間交配などで育成された園芸品種が多いのも特徴です。野菜ではキクイモもオオハンゴンソウの仲間になります。
もし、この花が庭や畑にはえていたら、種がつく前に抜き取りを行い、その場で天日などでよく枯らした後、可燃ごみとして処理しましょう。くれぐれも、種や苗を人にあげたりしないようにしてくださいね。
日野川沿いキクイモが群落をつくっていました。
日野振興センター 2011/08/31