(「★開運!歴史さんぽ★」シリーズ第2弾
これまでの記事→★開運!歴史さんぽ★シリーズ)
大きな赤い橋脚と朱色の幟をめざして山郷に分け入った。
やってきたのは、招福神社としてブレイク必至の
「福榮神社(ふくさかえじんじゃ)」(日南町)。
日野郡で栄えた「たたら」ゆかりの神社である。
福が栄え、幸せを呼びこんでくれそうである。
鳥居の先には長い石段が続く。
厳かな気持ちになって歩みを進めた。
豊かな緑陰が陽光を和らげる。
かすかに吹く風が心地よかった。
阿吽(あうん)の呼吸で狛犬が出迎える。
境内には社殿を見守るようにイチョウとスギの巨木があった。
さっそく、運気向上とばかり社殿で手をあわせてご利益を祈った。
「開運、金運上昇、商売繁盛、満願成就、家内安全、、、」思いつく限りの願い事を唱えていると頭上の竜と目があった。なんとも奥床しそうな笑みをたたえていた。
。。。。。。。。
石段に腰掛けながら、木陰でゆっくり小休止。
吹き上げるそよ風が心地よい。
清々しい気持ちになり、足取りも軽く石段をくだった。
今日もたくさんの福を授けていただいたことだろう。
「あしたはきっと良いことがある。」
ここを訪れた皆がそう思うにちがいない。
(by 県民局 林原みのる)
※参考 福榮神社関連の記事→(2010年11月26日アップ)「福栄神社の黄金を踏む。」
日野振興局 2011/09/22