去年の秋は山の幸が乏しく野生の動物達にとっては寂しいものでしたが、今年はブナもドングリもたくさん実をつけてくれました。今、生き物たちは冬支度で大忙しなのではないでしょうか。
さて、今回は奥大山古道ウォークの紹介です。
10月22日(土)江府町で奥大山古道ウォークが行われ、スタッフとして参加してきました。
奥大山古道は、大山に続く道として戦前まで使用されてきた道です。牛馬の販売市が開催されていたことや、信仰のために多くの人が大山に続くその道を利用してきました。時代の流れてともに風化しかけていた道をもう一度見直し、地域振興に繋げようと、毎年このウォークが行われています。
今回は天候があまりよくない中、150名以上の参加があり盛況でした。「昨年参加できなくて今年はどうしても参加したかった。」「去年参加してとてもよかったので今年も参加した。来年も参加したい。」との声を参加者より頂きました。
一人で物思いにふけりながら歩くのも素敵ですが、みんなで秋の山をワイワイ歩くのも楽しいものだということを改めて感じることがきでた企画でした。
道の途中には小川もありました。おっとっと、気をつけてね。
班にわかれてそれぞれの誘導員から自然や歴史の話しを聞きま
した。
下蚊屋荒神神楽保存会による神楽観賞もありました。迫力満点!
の演技に大きな拍手が上がっていました。
コースは笠良原→御机。到着地点の御机では、伝統の郷土料理
「団子汁」がふるまわれました。とてもおいしく3杯もおかわりしちゃ
いました。
日野振興センター 2011/10/25