雪がとけたらまた雪が…。たまに降りそそぐ日の光がとても暖かく感じます。
さて、今回は今年最初の放課後子ども教室の様子を紹介します!
1月18日、環境教育の一環で「冬芽の観察」を黒坂放課後子ども教室で行いました。
参加してくれたのは、元気いっぱいの小学1年~2年生6名と安全管理員さんです。
生命活動が止まっているように見える冬ですが、芽をつけて春を待つ樹があります。
その芽を冬芽(とうが)といいます。
その側には、葉っぱや水・栄養を通していた跡が残っていることがあります。
冬芽と跡を一緒に見ると、あら不思議…。人や動物の顔に見えてきます!
バンザイをしているお団子頭の女の子。サンショウの樹です。
そんな楽しい世界を知ってもらおうと、お題として、「ターバンを巻いたアラビアの王子」「火のついたロウソク」「ヒツジ」「バンザイをしたお団子頭の女の子」の絵を見てもらい子供達にどの樹木の冬芽かを探してもらいました。
サクラの冬芽はお題と違うみたいだなぁ~。
子供の発想は柔軟です。ヒツジの顔をさがせ~!というお題に対して、セイタカアワダチソウの綿毛をヒツジだと言った子がいました。おしいっ!
マガモが遠くに行っちゃった~!
後半、時間があまったのでテーマを決めずに自然観察を行いました。
マガモに子供達は興味を持ったようで、雪の上に残っているマガモの足跡を見て、どんな歩き方をしてるか自分もやってみる!どうして、こんな形をしているの?質問も飛び出していました。
今回の冬芽観察は子供より大人のほうが興味深かったようでした。
もっと、外で動き回りたい!とのリクエストが子供達から出たので、次回は身体を動かす機会を増やした内容にできればと考えています。
日野振興センター 2012/01/19