柔らかくなった光に秋を感じるようになりました。夏とは違う、しっとりとした季節の変わり目に、戸惑う自分を感じています。(熱いんだか、寒いんだか…)
さて今回は、大山の秋の恒例行事となりました、「大山秋の一斉清掃」の下見の様子を紹介します!
今年の鏡ヶ成のマツムシソウ(国立公園指定植物)は、紫が濃くて
一段ときれいに咲いています!
10月21日(日)に大山の美化を推進する会(日野総合事務所も会員です)主催で、大山秋の一斉清掃が実施されます。
それを前に奥大山エリアの会場である鏡ヶ成で、自然保護ボランティアさんにご協力いただき、外来植物除去候補地の下見を行いました。
ゴミも外来植物も人が国立公園に持ち込んだものです。
人が持ち込んだなら、人の手で元の大山に戻そう!と、秋は清掃活動プラス、外来植物の除去作業も行っています。
どうして外来植物を除去する必要があるの?そう、思われる方もいらっしゃると思います。
協力いただいた自然保護ボランティアさんは、とても植物の知識
が深く、いつもお世話になっています。
国立公園は人の活動が法律によって規制されている場所なので、開発を免れた希少な動植物をはじめ、昔からの自然が残されています。
外来植物は外国から日本にやってきたもので、もちろん大山には生えていなかったものです。
これがどんどん増えるようになったらどうなるか?
外来植物はたくましいので、昔から自生している植物達を押しのけて、生息範囲を広げていきます。昔からあった植物が消えてしまう可能性があるのです。
私達の周りには、たくさんの外来植物が生えています。せめて、国立公園ぐらいは、本来の自然が残されている場所であってほしいですよね。
下見の日には、沢山のアメリカセンダングサを発見することができました。
アメリカセンダングサは通称、「ひっつき虫」。子供の頃、服につけて遊んだことのある人も多いのではないでしょうか?
以下の内容で作業を実施します。ボランティア参加も可能ですので、秋の鏡ヶ成で、一緒にさわやかな汗を流しませんか?
☆大山秋の一斉清掃in奥大山☆
開催日 :10月21日(日)
集合場所:休暇村奥大山 本館正面玄関前
鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1
開催時間:10時~12時
お問合先:大山の美化を推進する会事務局
(0859)53-3110
日野振興センター 2012/09/28