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平成24年6月27日午前11時
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「しぜんの宝箱」自然保護監視員だより

    清らかな水、深い緑、露に輝く花々…。鳥取県日野郡の自然はまるで宝箱のようです。
 ここには、大山隠岐国立公園、比婆道後帝釈国定公園、奥日野県立自然公園、神戸上県自然環境保全地域があり、とても自然豊かな地域です。また、サクラソウやブッポウソウ等、希少な動植物も多く生息しています。
 自然保護監視員の藤原文子が、活動を通して魅力いっぱいの日野郡の自然を楽しく紹介していきます!
  

2012年9月28日

大山秋の一斉清掃の下見をしました

 柔らかくなった光に秋を感じるようになりました。夏とは違う、しっとりとした季節の変わり目に、戸惑う自分を感じています。(熱いんだか、寒いんだか…)

 さて今回は、大山の秋の恒例行事となりました、「大山秋の一斉清掃」の下見の様子を紹介します!


今年の鏡ヶ成のマツムシソウ(国立公園指定植物)は、紫が濃くて
一段ときれいに咲いています!
 
 10月21日(日)に大山の美化を推進する会(日野総合事務所も会員です)主催で、大山秋の一斉清掃が実施されます。
     
 それを前に奥大山エリアの会場である鏡ヶ成で、自然保護ボランティアさんにご協力いただき、外来植物除去候補地の下見を行いました。

 ゴミも外来植物も人が国立公園に持ち込んだものです。
 人が持ち込んだなら、人の手で元の大山に戻そう!と、秋は清掃活動プラス、外来植物の除去作業も行っています。
 
 どうして外来植物を除去する必要があるの?そう、思われる方もいらっしゃると思います。


協力いただいた自然保護ボランティアさんは、とても植物の知識
が深く、いつもお世話になっています。

 国立公園は人の活動が法律によって規制されている場所なので、開発を免れた希少な動植物をはじめ、昔からの自然が残されています。

 外来植物は外国から日本にやってきたもので、もちろん大山には生えていなかったものです。
 
 これがどんどん増えるようになったらどうなるか?

 外来植物はたくましいので、昔から自生している植物達を押しのけて、生息範囲を広げていきます。昔からあった植物が消えてしまう可能性があるのです。
  
 私達の周りには、たくさんの外来植物が生えています。せめて、国立公園ぐらいは、本来の自然が残されている場所であってほしいですよね。
 
 下見の日には、沢山のアメリカセンダングサを発見することができました。
 アメリカセンダングサは通称、「ひっつき虫」。子供の頃、服につけて遊んだことのある人も多いのではないでしょうか?

 以下の内容で作業を実施します。ボランティア参加も可能ですので、秋の鏡ヶ成で、一緒にさわやかな汗を流しませんか?

☆大山秋の一斉清掃in奥大山☆

開催日 :10月21日(日)
集合場所:休暇村奥大山 本館正面玄関前
     鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1
開催時間:10時~12時
お問合先:大山の美化を推進する会事務局
     (0859)53-3110
  

日野振興センター 2012/09/28

ご意見・お問い合わせ先

西部総合事務所 日野振興センター日野振興局    
〒689-4503  鳥取県日野郡日野町根雨140-1
TEL : 0859(72)2083   FAX : 0859(72)2072   
Eメール :  hino-shinkou@pref.tottori.lg.jp

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