雪はいろんな表情を私達に見せてくれます。
今日の出勤途中、山の木の枝にまんべんなく雪が着いていて、まるで繊細なレースのようでした。
こんな美しい風景を見られるのは、雪の多い日野郡の楽しみの一つでもあるのですが、ふと頭の中をはてなマークが横切りました。
さて、今回は学生時代のおさらいもかねて、雪が降る仕組みを紹介します!
空気の中には、水蒸気が含まれていて、温かさによって空気が含むことができる水蒸気の量が変わってきます。(温かいほど水蒸気を多く含むことができます。)
冬に暖房した部屋の窓が結露するのは、冷えている窓ガラスに温かい空気が当たると、そこだけ空気の温度が下がり、含むことができる水蒸気の量が減ってしまうからなのだそうです。
上空は空気が薄く、気温も低い場所です。
そこに水蒸気が行くと、冷やされてお互い引っ付き出します。それが水や氷の粒となって雲をつくっていきます。
雲の中で大きくなった水蒸気の粒は、重くなり地面に落ちていくのですが、日本の場合、雲の中の粒はほとんど氷の粒なんだそうです。
それが冬以外の季節だと、落ちる途中にとけてしまうので雨になるようです。地上の気温が4℃までなら、雪として確認できると言われています。
上手にまとめられたでしょうか?
いろいろと調べているうちに、楽しくなってきました。
大人になって、改めて調べると意外と発見や驚きがあるものです。
日野振興センター 2012/12/11