このブログでは、日野振興センターの職員が日野郡内の旬な情報、実際体験したことなどをみなさんへお届けしています。
2013年2月14日
みなさん、水に関するこんな話、知っておられますか? 地球上の水の約97.5%は海水で、陸水は約2.5%。 さらに陸水2.5%の内、1.75%は氷や雪の状態なので、実際に利用できる水は0.75%とわずかだということ。 そんな貴重な水が、近年地球温暖化の影響で世界的に不足しつつあるということです。 そんな中、この日本では水不足に悩まされることはあまりなく、しかも日野川流域の水(水道水)は、そのほとんどが地下水を利用しており軽い消毒で飲める水なのでおいしくて健康的な水として全国的にも知られているということでした。 あらためて、日野川流域の美しい自然に感謝です。 (※おいしい水、健康な水は、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)が組織した「おいしい水研究会」による指標によるものです) 美しい自然に囲まれた日野郡の水はおいしい! と昔からいわれていましたが、日南町では平成23年度と24年度に鳥取大学の支援を受け、実際に町内に湧き出る水や流れる水59地点について調査しました。 その結果、おいしい水指数は、おいしいとされる2.0を下回ったのはわずか1箇所で、調査した全ての水は硬度の低いすっきりとした水であることが確認されたということです。 また、日南町には湧き水があちらこちらにあり、 調査に協力いただいた鳥取大学に祝部先生は「日南町には湧き水の神様がいる!」と感じられたということです。 日南町ではこの結果を名水マップとしてまとめ、町内外に「日南町はおいしい水の宝庫」ということを発信しているところです。
。。。これは、2月6日(水)に日南町で開催された「日野川への想いを語る会」で、鳥取大学医学部の祝部大輔(ほうりだいすけ)氏と日南町役場住民課 久城隆敏(くしろたかとし)氏が「日南町名水調査とおいしい水」と題して講演された内容です。 (※「日野川の想いを語る会」は、国、県、日野川流域の市町村で構成される会、平成7年に発足。) で、講演を聴いて、思い出しました! いまから約1年半前、日野ごよみネタにしようと「名水マップ」を片手に名水巡りをしたものの、忙しさのためアップ時期を逃し結局ボツになったあの写真たちを。 忘れ去られた写真たちの日の目を見るチャンスということで、蔵出ししてみました。 ★霞神社の水 神社の水ということもあり、身を清められるような水でした。
★尾郷の水 秋晴れの空と山に囲まれた道沿い。気付かず通り過ぎて、何度も引き返しやっと見つけ ました。水量が豊富!なんとなく、まろやかな味でした。 ★宮内の水 場所がわからなくて、道ばたにおられた近所のおじさんにきいたところ、自転車で車を先導していただきました。気さくでよいおじさんでした。 水場にはクレソンが生えていましたよ。(現在はわかりませんが・・・) ★多里の水 ホントにここか⁉ と何度も名水マップを確認しました。 これを飲むのには、ちょっとした勇気と勢いが必要。 ここは山の下がり水ということです。味は、山の味でした・・・。 ★船通山登山口の水 さずがは日野川の源流近くみ水。透き通ったキレイな水が流れてました。 新鮮な水の味を感じました。 日南町名水マップは日南町ホームページで公開されています。 調査データには、場所が緯度、経度で載っており、万が一場所がわからないときも携帯電話のGPS機能を使えば辿り着くはずです。 みなさんも、マップみながら名水探訪をされてみてはどうでしょうか? もちろん、コップ持参ですよ! ※日南町HP→名水マップ、調査データ
日野振興局 2013/02/14
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