防災・危機管理情報


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2013年2月20日

高齢者宅の「見守り&雪かきボランティア隊」出動!(日野町真住)

真住(まなすみ)という地区が日野郡日野町にあります。
濁谷(にごたに)、門谷(かどたに)、秋縄(あきつな)、三土(みつち)という4つの集落で構成され、かつては小学校もありました。廃校となった真住小学校の校舎は、今では4集落共用の真住公民館として活用されています。

真住公民館ではこれまでも、ソバの栽培から手打ちソバ作り、菜種栽培、手芸教室や料理教室、そして地区合同の運動会など、積極的に地域活動を行ってきましたが、昨年10月、もうひとつ新たな活動が加わりました。
「困りごと活動ネット」です。活動員は7人です。
 
★困りごとネットの活動その一は、ひとり暮らしや夫婦だけの高齢者宅の見守り活動です。
家を訪問して安否を確認するだけでなく、話し相手になったり、手伝ってほしいことの聞き取りもします。

★困りごとネットの活動その二は、高齢の方々にとって最も厄介で危険な冬仕事。
そう、雪かきです。
さて、2月8日、真住には10センチほどの雪が積もりました。雪の少ない今冬ですが、困りごとネットにとってはこの日が5度目の出動です。
まず、除雪機を現地まで軽トラックで運びます。4つの集落が広い地域に分散しているので、この作業にもかなりの手間がかかります。
    除雪機の運搬

除雪機は小型と中型の2台。道幅に応じて使い分けます。
この2台の除雪機は、鳥取県地域支え愛体制づくり事業費補助金を活用して購入したもの。湿って重くなった雪もなんのその、本日もすこぶる快調。 
女性活動員もオペレーターを務めます。
      除雪の様子

     除雪する女性活動員


公道の除雪は県や町がやってくれるのですが、玄関から公道までは各家庭で雪かきしなければなりません。しかし、体力の衰えた高齢の方にとっては、ほんのわずかな距離の雪かきが大変な重労働なのです。
ですから、午後の作業となったこの日も、ご覧のように足跡がまったくない、すなわち家の外にまだ一歩も出ていないと思われる家が何軒もありました。
      除雪の様子
 


そんな家には、女性活動員が安否確認を兼ねて玄関先から声をかけます。
「おばちゃーん、元気にしとるぅ? 今日はこれから雪かきするけんね。寒いけぇ、外に出て来んでもいいよぉ」
 見守りの声かけの様子


除雪車が入らない庭はスコップで雪かきします。
       スコップで雪かきする様子 

この日出動した困りごとネットの活動員は4人。
日野県民局職員もほんの少しだけお手伝いしました。

 

                      (by 県民局 地域づくりサポーター 梅林)

  

日野振興局 2013/02/20

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