グリーンシーズン初の登山。昨年は暴風、今年は雪…。気合いを入れて今年も頑張れ!と自然から言われているような気がします。
えっ?日ごろの行いが悪いだけですって??そ、そうかなあ…。
さて、今回は山開き前の毛無山とカタクリの様子を紹介します。
4月20日、山開きを前に地元の自然保護団体さんが、草かり等の整備作業を行いました。合わせてカタクリ保護のための看板等も取り付けることに…。
伸びたササなどが登山道に覆い被さっているので、歩きやすいよう機械で刈っていきます。
山登りしながらの草刈りは重労働。みなさん、お疲れさまでした~。
4月20日現在のカタクリ。毛無山は登山道が二つあり、岡山県と鳥取県から頂上に向かうことができます。
鳥取県側の登山道のものは、ほとんどが葉っぱの状態で、ちらほらつぼみのものがありました。
今年は開花が早いのではないかと言われていましたが、29日の山開きごろから見頃をむかえそうです。
登山道の5合目ぐらいからカタクリが顔をのぞかせるようになり、8合目はお花畑になっています(カタクリ広場)。
この愛らしいカタクリの花を目的に、多くの登山者が毛無山に来られるのですが、踏み荒らしが目立つようになってきています。
登山道ではない場所に写真撮影を目的に小道をつけてしまったり、注意不足で登山道沿いに生えているカタクリを踏んだり。
ちょっとした気遣いがあれば、もっとカタクリは私達を楽しませてくれるのではないでしょうか。
カタクリは開花するまでに、5年以上の年月がかかります。
長い年月をかけて、きれいな花を咲かせようと頑張っているカタクリを大切にしたいですね。
日野振興センター 2013/04/22